【京都】山中に現れる連続鳥居、黒田八十八稲荷神社を散策!
令和8年7月18日

京都市右京区京北宮町。国道477号の黒田隧道の東坑口を抜けた先に、山へ延びる朱色の鳥居が立っている。その奥は杉林に吸い込まれているようだ。さて、行ってみよう。

向こうは何やら暗そうだ。

銘板。


やがて斜面が緩み、小さな広場へ出た。ここから先、尾根を縫うような形で鳥居が連なっている。

ほほう…。

吸い込まれる。そして、向こうには倒れてしまった鳥居がある。


木製の鳥居は、どうしても朽ちってしまう。これらも、それほど古くはないであろうが、いたしかたないのだ。

崩壊した鳥居がいくつもあり、何やら異様な雰囲気だ。



緑に覆われつつある…。こうやって自然に還っていく……。

連続鳥居と言うと伏見稲荷大社があるが、そことはまた別の良さが漂う。ひと気はないが、時折清掃が入っていることが感じられる。



参拝を終え、再び連続鳥居の中を戻る。行きには奥へ奥へと誘う門に見えたものが、帰りには現世へ送り返す門のように見えた。

国道からわずか10分ほど山へ入っただけで、これほど濃い静寂が待っているとは思わなかった。少しばかり異界めいた旅情がある神社だ。