【静岡】蒲原の廃歯科医院、旧五十嵐歯科医院を散策!

令和5年12月14日

祖父が生まれ育った静岡県旧蒲原町内で、昔の歯科医院が見学できる所があるそうだ。
少々止めにくいが、無料駐車場がある。宿場町の雰囲気を味わうのと併せて来てみた。
外観。大正3年に建てられた木造建築。かつては歯科医院であったが、閉業後、建物が町に譲渡されて平成12年に有形文化財に指定された。

見学は無料。
旧字体。
さて、中に入ろう。
おぉ。
良いじゃないすか。一階が住居、2階が診察室だったという。診察室、1階じゃないんだ、って思った。まずは住居部分をてくてく。
電話室。電話が希少だった頃、電話が置ける家は限られており、地元の人が使いにくるため、このような部屋型に作られたそう。
外は洋風チックであったが、中は純和風。
薬箱。綺麗。
2階に登る。階段の奥にある部屋に行くの、細い板を伝っていかねばならず、中々怖い。
待合室だったのかな?装飾が綺麗。
そして奥には…。
格式高そうなお部屋。
こちらは診察室方面。
わくわく…。
日当たりが良い。
診察室。真ん中に机と椅子。
左端に歯科用の椅子。多分、当時はこれが中央付近にあったのだろう。
とにかく日のあたり方が最高で、めっちゃ良い感じに写真が撮れる。歯医者なのに、机と椅子が主役になるほど、良い配置だ。
歯科用の椅子も、ちゃんと撮る。
ありがたいことに、自分は歯医者に無縁なので、これがなんの器具かはわからないが、左のは、歯を取る奴かな?
試験管。壁に反射しているのも含め美しい。
投薬口。昔の医院の投薬口はとっても小さい。
ここもまた良い雰囲気。
この部屋には、本や道具が並べられていた。
昔の歯医者さん道具達。
レントゲンフィルム。
キュンキュンする。
これはちょっとびっくりした。
歯、歯、歯。
祖父譲りの歯の良さなので、ここに祖父は通っていなかったかもしれないが、近いので、きっと存在は知っていたことだろう。
料金表。
思う存分撮影を楽しめた。
楽しかった。とっても良い空間。是非、立ち寄ってみてはいかがだろうか。
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