【北海道】留萌線の秘境駅、真布駅を散歩!

令和3年6月27日、再訪:令和5年1月8日

留萌線の真布駅。まっぷと読む。北海道らしい地名だ。

天気のいい秘境駅は清々しい気分になれる。本当に天気がいい。気持ちいい。

夏へと続く線路。留萌線は数年前に留萌より先が廃線となった。しかし、留萌から手前についても赤字路線であることに変わりはなく、今後のJR北海道の出方に注目が集まる。

夏の踏切。

待合室。秘境駅ノートが真布で100駅目に到達した。駅巡りを始めて7年目。ようやく大台に乗った。思えばいろいろな秘境駅や廃駅に行って来た。行っていない秘境駅もだんだん少なくなって来たけれど、全国を探せばまだいくつも、興味深い駅が自分を待ってくれている気がする。

自撮り。

列車がやって来た。


~ここから再訪~

夕暮れの真布駅を訪れた。留萌線の石狩沼田~留萌間の廃止に伴って、この駅もあと3か月後には廃止されている。
夏の青空に浮かぶ真布駅も郷愁誘って好きだが、夕暮れ時のしんみりノスタルジックな雰囲気の真布駅もまた良い。
空はどうしようもなく郷愁誘う色をしていた。
あの道の先には、ここを定期利用していた人が住んでいたのかもしれない。
だんだんと暗くなってきた。そして、踏切の警報が鳴り始めた。
深川方面の列車がやってきた。廃止されることが決まり、三連休ということで多くの鉄道ファンで車内はにぎわっていた。この駅から3人が乗り、1人が降りてきた。
多くの人の夢を運んできた列車は、暗闇に消えていった。
待合室。
真布駅の待合室。廃駅になれば、入口を固く閉ざされるなり、仕舞いにはホーム事ごと撤去されてしまうなりされることだろう。
留萌線に乗車して北海道の一人旅をしたのは平成28年の夏。まだあの頃は、留萌ではなく、増毛まで線路が伸びていた。増毛までの線路が留萌までに縮小し、今回石狩沼田まで縮めることとなる。そして近い未来、留萌線自体が消えることになることが、ほぼ既定路線となっている。悲しいが、経営を続けるだけの利用者がいないのであれば、周辺自治体も承認している以上、なくなってしまうことは仕方のないことだ。
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