令和8年10月23日

石巻市の門脇町にある、石巻市震災遺構「門脇小学校」を訪れた。平成23年に発生した東日本大震災において、津波と、その後に発生した火災によって甚大な被害を受けた校舎だ。

正面から。広い校庭の向こうに、重厚な造りの3階建ての校舎。窓ガラスはなくなり、窓の向こうは黒ずんでいる。

校舎の右側は、特に激しい火災の痕跡が残されている。特に損傷の酷かった校舎の両端は、切り落とされているという。


案内板。震災前の白く美しい校舎の写真が掲載されていた。津波と火災によって一夜にして黒く変わってしまったのだ。

屋上には「すこやかに 育て心と体」という標語が残されていた。

震災当日、学校にいた児童224人は、裏手の日和山へ避難し、全員が無事だった。一方、既に下校していた児童7人などが犠牲になっている。

割れた窓ガラスの向こうには、かつて教室や廊下として使われていた空間が見える。

行事予定表。


正面玄関。

水飲み場。

長い廊下。

時が経つにつれて、あの日を知らない世代も増えていく。それでも、この校舎が残されている限り、震災の記憶は未来へと受け継がれていくのだろう。