【宮城】気仙沼の廃飲み屋街、旧王将飲食街を散策!

令和8年10月23日

気仙沼市の太田地区。港から坂を上ったところに、かつて賑わった歓楽街が残されている。そんな港町の夜の姿を求め、雨上がりの路地を歩いてみた。

坂道の脇に現れた右手の建物。蔦に覆われた外壁、そして軒先に掲げられた「王将」の駒。どう見ても普通の建物ではない。

その名も「王将飲食街」。建物の上部には、将棋の駒を模した看板が掲げられている。

建物はコンクリートブロック造と木造を組み合わせた2階建て。1階に小さなスナックやバーが密集し、2階には大きなホールが設けられていたらしい。

入口。

たくさんのお店があったようだ。

「由美」「ひろみ」「メトロ」「柳子」「無」「絵里菜」。縦に連なる店名の数々。

通路には「スナックえっちゃん」「バーひろみ」「飛車角」などの看板が吊り下がる。それぞれの扉の向こうには、どんな夜の世界が広がっていたのだろうか。

中はだいぶ暗い。

傾いた「BAR由美」の看板。塗装の剥がれた扉に、落書きの残る壁。かつて客を迎えていた店先も、今は静寂に包まれている。

さらに奥には、天井が剥がれ落ちた一角も。外から差し込む光の先には雑草が茂り、人工物と自然が入り交じる。

ほほう…。
暴力追放。

「沖」「翼」。どの店にも通い慣れた常連客がいて、多くのお酒が酌み交わされていたんだろうなぁ。

一通り、撮っていく。

気仙沼は東日本大震災で甚大な被害を受けた町。震災後も、平成27年時点で5店舗が、29年時点で3店舗が営業していたらしい。

その頃の記憶も、だんだんと遠くなっていく。

この建物は、今後どうなるのだろうか。

「む」

建物の側面の外階段。 

そして、あれ?隣にもなんかある!

因みに、令和6年には、この王将飲食街が売買物件として紹介されていた記録があった。

王将飲食街の隣にも、古びた飲食店の建物が続いていた。「しれとこ」と書かれた看板が目を引く。こちらもまた、かつての歓楽街の面影を色濃く残している。

中を覗いてみよう。

こちらの通路にも「絹」「花」「ちか」「南国」といった店名が残されていた。

王将飲食街付近の道路。周囲には古い飲食店らしき建物が並ぶ。確かに、ここがかつて一大歓楽街だったというのが容易に想像がつく。

こちらの建物は…。

売り物件だ。中はこんならしい。

だいぶ傷んではいそうだ。
昔は、賑やかだったんだなぁ。

寂しいなぁ。

近くには、BRT化された大船渡線が通っていた。

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