令和3年7月4日

昭和61年に廃線になった富内(とみうち)線。今、mac bookで文章を書いているのだが「とみうち」と打っても変換されずにイライラしている。ホームの端には、かつて富内線にあった駅の駅名標がずらりと並んでいる。

腕木式信号機。


夏らしい色した日のホーム。

客車が残されている。

中に入れてしまったので入ってみる。陶器製の流しのある現役の列車に乗ったことがないので、こういうのを見ると興奮する。

かつては写真展示スペースだったらしいが、残念ながら朽ちてしまったのかほとんどの写真が無残な姿になってしまっていた。

扇風機。


ボックス席。

外に出て扉を閉め、取っ手を回したら鍵がかかったのか、開かなくなってしまった・・・。戸締りをしてしまったようだ。

駅舎。

切符売り場。

駅員室の中。




「すみません。切符、書いたいんですけど。」

時刻表。


平成を廃駅として過ごしきった駅舎が今でもこうやって綺麗な状態になっているのは、ひとえに地元の方々の管理によるものだ。ありがたい。


末端には、宇宙に飛び立てそうなレールがあった。
因みにこの写真をツイッターで投稿したら、大反響を得た。人生初の、1万を超える良いねをもらった。