【北海道】留萌線の秘境駅、峠下駅を散歩!

令和3年6月27日、再訪:令和5年1月8日

留萌線の秘境駅、峠下駅。昔は有人駅だった雰囲気ムンムンな大きな駅舎が特徴だ。

しかし、とうの昔に無人化しており、駅の利用者は今では1日に1人未満という。それでもこの大きな待合室は、昔の繁栄ぶりを思わせる。

緑を望む。

暖かい色をしたホーム。

昔の窓口付近には駅ノート。

こうやって一人静かな空間で、駅ノートを書くのは格別な時間。国内には、1日何十万人もが利用する駅がある一方で、峠下のように、ほぼ誰も利用しないような駅もある。規模や利用者数がどんなに違くても、同じ「1駅」であ流ことには変わりはない。なんだか面白い。

携帯電話のなかった時代。余程の場所でもない限り誰かと連絡がとれるようになった今、旅から何かが失われた気がする。

こう行った椅子でも駅寝ができる人が羨ましい。スポーツカーの助手席で車中泊している自分に言われても、か・・・。


~ここから再訪~

廃止が決まった峠下駅、雪に浮かぶ峠下駅を訪れた。
待合室からホームを望む。彩度を落としているわけではない。冬景色は、彩度を失った世界なのだ。
雪がない場所は御覧の通り通常の彩度。雪かきお疲れ様です・・・。
ホーム。奥が留萌駅方面。
屋根にはつららばびっしりだ。凍てつく北海道の大地を元気に走っていた留萌線も、今回の廃止でだいぶ短くなり、前線が廃止されるのも、周辺自治体の合意が取れており、ほぼ決定事項となっている。
また一つ、北海道から鉄路が消えることになる。
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