【北海道】旧士幌線に残る音更橋梁!

令和4年8月22日、再訪:令和5年6月18日

音更橋梁。昭和62年に廃止された国鉄士幌線が走っていた橋梁跡だ。
第三橋梁や第五橋梁が有名だが、第二、第四も良い。数字が振られているが、1,2,3,4…と順番に振られているわけではないので、出来た順番で振られたのかもしれない。現に、今回紹介する第二と第四橋梁はほぼ隣り合っており、第三橋梁はもっと南に存在する。
上から眺める。コンクリートから木が生えている。

第四橋梁は近くの道路のくぼみに車を止めれば、すぐそこに姿を確認できる。アーチ状の美しい橋脚は、何故か川を渡る部分だけ崩れたのか壊したのかポッカリ空いている。謎だ。

対して第二橋梁は、時間の都合上上手く見られる場所を探索しきれなかったが、第四橋梁近くの河川敷からだと遠くて小さくした確認できなかった。もしかしたら、付近のトンネルを通ったあと、切土法面を下った先から見えるのかもしれない。遠目から見て一目で美しい、と感じたので、是非もっと近くから見てみたい。

コンクリートと緑の組合せ、そしてコンクリート橋からたくましく生える大木…。廃とそれを侵食する緑の組合せが大好きだ。

続いて、幌加駅跡近くにある音更第五橋梁跡を見に行こう。廃線跡を歩いていくと…。
ゲートが奥に見えてくる。
ゲートの奥には、写真だと分かり辛いが、鉄道橋が見える。欄干はなく、下手に立ち入って足を滑らせたら命の保証はない。
別の角度から。
夏は緑に囲まれ、冬は雪に閉ざされる。付近のタウシュベツ橋梁の背中を追うように、今日も朽ちが進行していく。

~ここから再訪~

どうしても第二橋梁み見たくて再訪した。来月、千葉に引っ越すことになったので、慌てての訪問となった。前回思った通り、隧道一つ南下した側から、思い切り側道が伸びており、そちらを進むと橋梁をマジマジと見られた。
側道を降りる。川沿いとの高低差はそれなりに望むが、川面まで降りるのは危険と判断し、上から臨むことにした。
向こう側に、見えた。
緑の中に聳える橋梁跡、かっこいい。
近寄ってみる。
アングルが固定されるため、似た写真しか撮れなかったが、見たい、と思っていたものを道民でいる間に眺められて良かった。
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