令和5年6月18日

道東の斜里町。越川温泉という鄙び湯に入るついでに、絶景を望める観光スポットを訪れた。

すぐ北側にはオホーツク海が見えている。この画像でも十分「北海道」を感じるまっすぐな道なのであるが、西側の斜里町外を望むと・・・。

ご覧の絶景が広がる。全長28kmに及ぶ直線道路だ。日本で一番長い直線道路は同じく道内の国道12号線の美唄市~滝川市内の29kmである。が、こちらの道路は上下の高低差があり、遠くまで道が続いている様子を一望できるため、見応えがある。天気も良く、いい写真が撮れて大満足。

ちなみにここは観光地化されており、手前には直線道路を見るための展望台や駐車場が整備されており、ひっきりなしに車が出入りするほどの大盛況ぶりだ。よって、落ち着いて写真撮影をしたいなら、観光シーズンの土日の日中は訪問は避けたほうが無難だ。ゆっくり撮るなら、日の出からしばらくした後の、順光の時間帯がお勧めだ。道東なので日の出時間は早いので、6月であれば5時ころに行くのがいいかもしれない。日出は4時前なのだが、陽がまだ高く出ていない4時に行っても東側が山なので、山影に隠れて道路が黒く潰れて見えてしまうためだ。また、西側を向いているため、日没間際の太陽を、直線道路の向こう側にすっぽり入れて撮るのもいいかもしれない。無論、方角的にその様な写真が撮れる時期は限られるため、事前に時期を把握しておいたほうが良いだろう。もちろん当日の天候も重要だ。いい写真を撮るにも一苦労だ。自分はそこまでガチではないのでやらないが、プロ写真家に追いつけない理由は、そううところにも如実に現れている。