【茨城】旧鹿島鉄道小川高校下駅跡を散策!

令和5年7月30日

ここを超える廃駅は、なかなか見つけることはできないだろう、と思わされる良い雰囲気の廃駅だったので紹介したい。
鹿島鉄道小川高校下駅は、平成19年の鹿島鉄道廃線に伴って廃駅となり、線路こそ取り払われたものの、当時のホームの雰囲気がそのまま味わえる。駅が設置されたのは昭和63年で、19年間という短い間の駅生であった。
駅前道路は、夏に続いていた。

国道355号線が並行して走っており、そちらから、まじまじと駅跡を眺めることができる。緑への侵食され具合がとても美しい。
駅名からも分かる通り、小川高校が近くに存在していた。壁面に書かれているのは、その高校の生徒が描いたものだという。残念ながら、その小川高校も、人口減少によって平成25年に閉校した。
天気が大変よろしい。
ホーム。待合所がそのまま確保されている。この駅の美しさの半分以上は、この待合所から醸されていると思う。
どう?この夏を感じる駅のホーム。汗だくになりながら、制服で列車を待ってみたくならない?
反対側から。
駅名標は取り外されている。すぐ近くの八木蒔駅跡坂戸駅跡借宿前駅跡も同様に駅名標は取り外されていた。
ああ、とても良い。郷愁を感じる。向こうに青空が広がっているのが一番でかい。晴れの日こそが、この駅が輝ける条件だと思う。
もうね、郷愁ドバドバで目が眩みそうだよ。
幸せ空間にいられて、人生の幸福度が上がった。良さみの塊に出会える一人旅はやめられない。
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