令和元年6月29日
南は東武線、北は会津鉄道と接続する野岩(やがん)鉄道。栃木県北部から福島県南部に走る。その中の秘境駅、男鹿(おじか)高原にやってきた。秋田にも「男鹿」があるが、こちらの読みは「おが」であるから、読み方がごっちゃになってしまう。
駅前は一本道になっており、片方は通行止になっているため、実質は一本道の行止りに位置する。
一本道の脇に駅の入口があり、入口から10数m進むと下にくだる階段があり、下にホームがあるというなかなか面白い構造をしている。つまり線路は谷底に沿っており、線路の横に川が走っている。階段の上からの景色は良い。トンネルに吸い込まれる線路。
ホームには待合室がある。雪も降る地域であろう、しっかりと扉が取り付けられている。橋には駅ノートがあるため、記念すべき77駅目の駅ノートへの記入をした。秘境駅自体はここで91駅目だ。目指せ100駅、だ。
会津と浅草にいけるよ、との案内。東京から福島まで私鉄だけで行けるのは結構凄いことではなかろうか。そんなに長い距離を私鉄だけでつないでいるのだから。
階段には砂状の何かが。なんの動物のだ?人間か・・・?どちらにしても階段にだなんて気味が悪い。