【兵庫】哀愁漂う二宮市場を散策!

令和4年9月4日

神戸市二宮。三宮駅から500mの所にある。地名にはないが、神社は一宮から八宮まで存在するらしい。
神戸の中心にほど近いここ来た理由は、二宮市場を見るためだ。このホームページで「市場」というと、北九州の貞元市場や旭川の八條市場など、薄暗い空間をイメージされるかもだが、本来市場は人が集まる所であり、薄暗さとは程遠い。
それでは二宮市場はというと、神戸の中心街から近いにも関わらずなかなか寂れており、日曜日だというのに人出はまばらだ。流石に先に挙げたような市場よりも体力があるものの…という感じである。

その二宮市場がこちらだ。なるほど、シャッターが目立つ。というかこの日はどこも店を開けていない。
思った以上にやばい状態らしい。この市場の特徴は、とんがりコーンのようにとんがったアーケードだ。昭和35年に作られた。
とんがりコーンの麓に取り付けられた看板の多さが、最盛期の賑わいを感じされるが、デザインは昭和のままで、これらを改新するための余裕は無いみたいだ。個人的にはこのままの雰囲気が大好きだけど。
市場は丁の字になっているが、「丁」の二画目の部分は進入不可になっていた。
一部のシャッターには落書きがされている…。
事務所・御手洗と書かれた案内板が示す先はシャッター…。
デザインが良いだけに、このまま廃れてしまうのはもったいない。立地は良いが他の地区に客足を取られては立地の良し悪しなど関係がない。今後この地区がどのように再生されるのか、このアーケードの行方が、気になる所だ。
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