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令和6年8月27日、初商業誌「一人旅研究会 ノスタルジック写真集」がマール社から刊行されました!
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【千葉】小湊鐵道の鄙び駅、飯給駅を散策!
【千葉】小湊鐵道の鄙び駅、飯給駅を散策!
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踏切
南関東(駅編)
令和5年9月30日、再訪:令和6年3月16日、再再訪:令和6年4月6日
房総半島を走る小湊鐵道は、総じて鄙び駅が多く、また、関東圏内で見ることがほとんどなくなったキハ40が今も元気に走っている路線でもあり、完全自分好みな最強の路線だ。今日はそのうちの一つ、飯給(いたぶ)駅を訪れた。
待合室。もちろん無人。
中はこんな感じ。他の小湊鐵道沿線の待合室と同じく、壁にはポップなイラストが描かれている。
ホーム。左側の木々は全て桜で、桜の季節になると、それはそれは綺麗な景色が広がるらしい。ここ数年は千葉県民でいるので、次の桜の時期には是非行ってみたい。
駅周辺の景色。のどかだ。
反対側には、
滅茶苦茶そそられる鳥居が!これは行ってみるしかない。
名は白山神社という。
森に吸い込まれる石段の雰囲気に心を鷲掴みにされる。
このくたびれ具合がいい。昔は灯籠を下げていたのであろうか。
この雰囲気、大好物…。
都入りの向こうには、駅が見える。
逆光だったのであまり良い写真ではない。リベンジしたい。
そこに、列車がやってきた。
ガタンゴトン。
二両目は橙色であった。
カラフルな車両は、お次の鄙び駅に吸い込まれていった。
~ここから再訪~
菜の花列車を見に再訪した。前回の反省を活かし、順光の時間帯(〜13時頃まで)に訪れた。あと1週間もすれば、これに桜という最高の組み合わせが見られるが、来週は生憎別のところへ出かける予定にしてしまった…。ぐぬぬ…。
飯給駅に到着するキハ200系。小さな子が列車に手を振る姿が微笑ましい。
とっても良い色合い。右や左に生えている、葉が付いていない木が桜の木。最盛期には、これに、桃色が乗っかるのだ。贅沢すぎる。
大きな菜の花畑に見送られ、列車はとことこと去っていった。
~ここから再再訪~
桜が見頃を迎えた日。夜のライトアップされた桜を見に、飯給駅に向かった。駅前の踏切は静寂を保っているように見えるが…。
脇から伸びる田んぼの畦道の向こうを眺めると、何やらたくさんの人が。
わぁ、みんな撮影してる。列車、40分後だぞ?!
正面からの写真は人が多すぎて諦めて、とりあえず周辺散策。
花に覆われる飯給駅。
夜の撮影につき三脚が必要なので、安定して撮影できるところを探す。こちらは、一瞬だけ正面から手持ちで撮った写真。
三脚が建てられる場所を見つけた。桜を灯すライトが眩しいが、ここしかない。しばらく待っていると、にわかに当たりが騒がしくなり、列車が到着した。
シャッタースピードをやや落として、窓から溢れる光を流れさせてみた。風がなく、水田はまるで鏡のようだった。夜を走る桜列車、美しい。
一つの芸術空間のようだ。この景色を見ようと、人が殺到するのも頷ける。
駅名標。
列車はまた、暗闇に消えていった。
列車が過ぎ去って、静かになった駅のホーム。桜が淡々と、華麗な姿を見せていた。
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