【岡山】木造の廃校、坂本小学校跡を散策!

令和4年9月3日

ベンガラ染が有名な岡山県高梁市に、静かに朽ちゆく木造小学校跡がある。今回はここ坂本小学校を軽く散策した。
入口。特段、外からの訪問者を拒む様子はない。
入ると、左手に職員室、右手には、なんの部屋だったかはわからないが現在は物置状態になっている。
こんな具合にものが置かれている。
職員室。様々なものが雑多に置かれ、廃校後、物置として使われていたことが伺われる。
この校舎の美しいポイントといったら、この長い廊下。窓の外からの緑の差し込みが美しい。「床の光は心の光」の標語が掲げられているが、床の光はとうの昔に失われている。
水飲み場。看板は褪色して青色のみが残っている。
なぜか一部衛生水栓だった。
教室。唯一教室っぽさが残るのはこの部屋だけ。
二つ並べられた机が哀愁を漂わす。
廊下の床は一部、壁と共に朽ち落ちている。建物自体はまだそれほど傷んでいないが、それでもゆっくりと確実に、倒壊する時期が迫っていく。
調べると、大正8年に建てられたこの校舎は、平成6年まで子供を見守り続けていた。今から28年前まで、ここに子供の声があった。自分が生まれる前年まで。
緑が本当にいい。
卒業式式場、だったのか・・・?他にも体育館棟があるが、時間の関係上断念。
朽ちたカーテン。
日暮れが近く、草が生い茂っていたため、他にも気になる校舎はあったのだがいけずじまい。最小限の探索になったことが悔やまれる。その代わり、この後吹屋の街並みを歩いた。
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