平成28年8月7日、令和3年6月26日、再再訪:令和5年1月8日
夕日の綺麗な街、留萌町。豊富から沿岸バスで留萌に向かっている途中で撮影した。夏の夕日、ノスタルジーを感じる最高の場面ではなかろうか。
留萌駅駅舎。留萌から執着増毛までが廃線になり(28年末)、ここが留萌線の終着駅となってしまった。しかし、残る留萌線の区間も廃線になってしまう恐れがある。駅舎にはFMラジオの放送局がある。
駅名標。きっと、平成の次の元号が始まる頃には、留萌駅すらも、列車が辿り着くことはない場所になってしまうのだろう。悲しいものだ。
〜ここから再訪〜
5年ぶりに留萌の街にやって来た。あの時は列車で。そしてその先の増毛まで行った。残念ながらあの時乗った留萌ー増毛は廃止となってしまったが、こうやって車があれば、いろんなところに、終電を気にせずやって来ることができる。
深夜0時頃。人影のなくなった駅前は、昼とは違った顔を見せてくれる。
~ここから再再訪~
留萌線が現役のころに最後にやってきたのは1月、雪が積もっている時期だった。令和5年3月でさらに留萌線が短くなることになる。ここ留萌駅、大和田駅、藤山駅、幌糠駅、峠下駅、恵比島駅、真布駅の駅が、この世から姿を消すこととなる。今回はお別れのために全駅に訪問した。ただ、申し訳ないが、1日6本しかないため、鉄路で訪問していては丸一日かけても終わらないので、車での訪問とし、せめてながらも、留萌駅で入場券の購入をした。
待合室。14時を回っていたので、待合室にある立ち食いそばにはありつけなかった。誠に残念。
駅周辺道路。
駅前道路。周辺を通り国道のほうが活況しており、鉄道自体が廃止されてしまうのも仕方のないことだったのかもしれない。とはいえ、2万人以上の人口を誇る留萌市からも鉄路が退くほどには、JR北海道も気にしい状況なのである。