【岩手】至高の鄙び旅館、鉛温泉 藤三旅館!

令和5年8月25日

北東北には行きたい温泉が沢山ある。なので、札幌に住んでいる間、北東北勤務を会社に懇願していたのであるが、南関東に飛ばされてしまい、東北に強烈な憧れがあった。なので、高速バスを使って来てやった。
今回は数ある鄙び温泉、宿の中から、鉛温泉 藤三旅館に宿泊をした。旅館部と湯治部に分かれており、湯治部には素泊まりプランがあるので、お金がないのでそちらを利用した。
木造三階建て建築。この文言だけで、既にドキドキする。
中はこんな感じ。
旅館部は赤い絨毯が敷かれていて華やかだ。
こちらは湯治部棟の炊事場。
こちらの棟は木張だ。通常は絨毯敷の方が好まれるのだろうが、自分は断然こちら派。みんながスリッパを履いて歩くところ、自分は埃を足にペタペタつけまくりながら、素足で歩いていく。
お部屋は2階だ。
本日の部屋。
こんな感じ。質素な佇まいが宜しい。エアコンはなく、扇風機のみ。確実に熱帯夜だったが、扇風機のお陰でなんとかなった。
広縁的空間もある。
そして、お待ちかねの温泉へ。他にお客さんがいなければ、という条件付きで撮影を許可いただいた。
扉をガラガラと開けて、階段を降りる。眼下に幸せが広がっている。
脱衣場ですっぽんぽんになり、温泉に入る。その前に、深呼吸をする。なんだ、この空間は。幸せすぎないか?
元々ない語彙力が完全に破壊される美しさ。日本の質素ながらも確実に存在する「美」が自分を刺激して止まない。
この自噴泉は、日本一深い自噴泉で、深さが120cmもある。
このように、コポコポとそこから温泉が湧いているのだ。
良いっすねぇ。
立ち湯をしながら、天井を見上げる。何も考えず、ぼーっとする。そして、少しばかり人生について考えた後、温泉を後にする。
朝、部屋。
この光の具合が好きだ。
朝の広縁。駄目だ、さっきから「好き」しか言葉にしていない。多分自分は、とても幸せ者なのだろう。
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