【岩手】戦時中から休止されている橋場線橋場駅を散策!

令和5年8月26日

鉄道省橋場線。この路線に乗ったことのある人は、最早数えるほどしかいなくなっているだろう。「鉄道省」と書いたことからも分かる通り、昭和24年の国鉄発足前の時に、既に最終列車が経っていた駅を紹介する。
名を、橋場駅という。国鉄と呼ばれる前は、「省線」と呼ばれていたらしい。逓信省や鉄道省が運営していたためだ。橋場駅は、太平洋戦争中の昭和19年に休止となり、現在まで正式に廃止されずに80年が経とうとしている駅である。なので厳密には廃駅ではないのだが、ほぼ同然の状態だ。
民家脇には、比較的しっかりと階段が残されている。開設は大正11年、西暦1922年で、100年以上前だ。
階段脇には廃屋。
階段を登る。
ホームに出た。
緑が多い時期なので分かりづらいが、対岸にもホームが残されている。
ホームを形成していたコンクリート以外に残っているものはないが、当時のホームの形は明瞭に分かる。
ここが復活することはないのであろうし、その辺の廃駅を遥かに上回る「廃」感は、確実に自分の心を鷲掴みにした。
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