令和2年7月23日
わたらせ渓谷鐵道の終着駅間藤駅。今回は家がある栃木北部の黒磯から秩父へ向かう道中で駅巡りをした。秩父へは昼過ぎに着けば良かったので、前日の夜に家を出て、日光道、いろは坂を経て間藤までやってきた。この付近は学校で習った足尾銅山の付近であり、かつでは栃木県内でも、宇都宮に次いで2番目に大きな町であった。しかし、閉山後は人口減少の一途をたどり、区画ごと綺麗さっぱり無くなっていたり、廃墟が建ち並んでいたりする。
さて、夜10時過ぎに家を出て、コロナで無料開放された日光道、連休前で賑わういろは坂を過ぎて間藤へ着いたのは25時。あたりは完全に漆黒に包まれている。今日寝る場所は間藤駅隣の駐車場に決めていたが、間藤の街中に新し目の廃校があるとのことで、写真だけでもと思い、写真の場所へやってきた。管理もされているようで、不法侵入は厳しく取り締まっているらしい。公言されているし、しかも夜中とあっては中に入る気にもなれないので、小学校前で写真を撮ってそそくさと退散。現役の小学校でも学校なんて怖いのに、廃校なんて尚更だ。ストロボがいい仕事をしている。
さて、朝だ。今日は間藤駅から南に駅ノートのある5駅を巡っていく予定だ。8時過ぎから、付近の工場からラジオ体操等の音楽が聞こえた。
待合室。今日はこの後足尾、通洞、原向、沢入、上神梅に寄ったが、その中では一番新しい駅舎であった。
奥に駅ノートは置かれている。
ホーム。あいにくの雨だ。間藤駅には1両の車両もやってくるが、それには長すぎるホームだ。
かつては、この先にも鉄路があった(現在も一部区間は残っている)。
足尾の街。
駅前から、銅山時代の煉瓦造りの建物もあった。