【青森】郷愁感じる黒石市中町こみせ通りを散歩!

令和4年5月3日、再訪:令和6年7月20日、再再訪:令和7年2月25日

青森県の青森市の弘前市の中間に位置する黒石市には、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された中町こみせ通りが存在する。
この通りにはご覧の通り江戸時代からの建物が残されており、風情豊かな町並みとなっている。
ちょうど夕暮れと言うこともあり、 日差しが柔らかに建物に射していた。
とても古そうな看板。 電話番号は市外局番はおろか、市内局番さえ書かれていない。
ノスタルジー。
アーケードの柱を手前に入れて撮ってみる。
アーケード。
自分の知的好奇心をくすぐってきた柱。
大好き。
この通りには、かつての銭湯だった松の湯の跡地が交流館として開かれている。
入館料は無料。
かつての浴室をまじまじと眺められる。
江戸時代に建てられ、当初は旅館だったと言うが、途中から銭湯となり、 平成5年まで営業続けていた。その後平成27年に交流館として新たに生まれ変わった。
蛇口がLANケーブルになっていて可愛い。
シャワー。
タイル。
体重計。
牛乳瓶。
温度計。東京市深川区。
靴入れ。
入り口。どれもが愛おしい。
アーケードの端の方はちょっと時代が進み、昭和っぽさが残っている。
こみせ通り全貌。
夕焼けが街を覆う。
感傷的な気分になれる時間帯だ。
石造の呉服店。
窓に夕焼けが反射してとても綺麗だ。
こちらの理容所は今も営業しているのであろうか。
まもなく日が沈む。
夕焼けに染まった世界。
GWの8泊9日の長旅の中間日であったため、コインランドリーに寄って洗濯をした。乾燥機を回している間、暇だったのでふと外を見てみたら、幻想的な色の空に覆われた美しい景色に釘付けにされた。
黒石散歩、楽しかった。夕暮れ時にきたのがさらに良かった。冬季はこみせ通り沿いにこけし灯籠が並ぶという。夜道にこけしがボワッと光っている姿も見てみたい。

~ここから再訪~

再訪。観光用の無料駐車場があるのがありがたい。
浴槽跡、再訪。手前に置いてあった木製の椅子はいなくなっていた。
入浴に関する注意事項。
そして町に繰り出す。前回とは違い日中の訪問なので、青々した黒石の町並みが望めそうだ。
こみせ通り沿いには、地元の小学生が、将来の夢を描いた灯籠がずらりと並んでいた。イラストレーターやYouTuberが多いのが印象的だった。反して、プロ野球選手などはほとんどなく、今後の若者文化は、スポーツから離れていくんだろうな、と思った。
美しい町並みだ…。
良ぃ。
一つ一つの建物が良い。さすがは重伝建、景観を損ねるような建物がない。
奥には…。
温室のようになった廃屋が…!一体何だったんだ…!
囲碁倶楽部。昭和では巷にあふれていた娯楽施設も、最近では珍しくなった。
そしてやはり、この並び、好き。
街角。
停留所。今度は冬、来たいっすねぇ(*´꒳`*)
本箇所は、令和6年8月27日にマール社から発売された人生初写真集「一人旅研究会 ノスタルジック写真集」に掲載しております!

~ここから再再訪~

こみせ通りの冬。こけし灯篭が並んでいる姿を見てみたい、とやって来たがいなかった…。
夕暮れ時にボワッと浮かぶこけしの姿をおさめたかったのだが残念。
雪の重みで…歪んでる?!
今年の青森はドカ雪が降って、例年よりも積雪量が凄いらしい。
おかげで、こみせ通りはこんな状態だ。これ、左側に車道があるんだぜ…?
こんなに積雪していでも、歩道は難なく歩けるようになっているので、屋根はやはり偉大だ。
建物の入口はこんな感じ。非雪国では見ることのない光景。
こけしがいたら、もう1時間くらいいても良かったのだが、いないので…
バスに乗る。
そして、温湯温泉に向かう。黒石を早く出たため、夕暮れ時の美味しい時間帯は温湯温泉街で迎える事ができた。ふっふっふっ…。それはそれで勝ち、ですな(*´꒳`*)
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