【山口】長門市油谷川尻の最高な山陰の街を散策!

令和5年10月13日

山陰といえば石州瓦が特徴的で、寒さに強く、耐久性にも優れている。この橙ともいえぬ、茶色ともいえぬ色は自然にとてもよく似合い、日本的な風景を一層引き立たせている感じがして好きだ。今回は、石州瓦の家屋が並ぶ山陰地方の中でも、特に歩きがいのある超絶日本的な集落を歩いた。
長門市の油谷川尻の街。川尻郵便局が目印。この半径200m程度の中に密集する集落を練り歩いた。
多分、言葉はいらないと思う。この写真を見て、「好き」となれば言葉がなくても良さが伝わるだろうし、「別に響かないな」となれば、言葉をどんなに重ねても気に入ってもらうことはできないだろう。イマイチと感じたなら、ここで回れ右をしていただければと思う。
さて、他人の好き嫌いは自分には無関係なのでどんどん吸い込まれていく。
不思議。
あぁ、もう、好き。
高いところに登って街を見渡す。橙が目立つ。
大好き。結婚したい。
住んだことはないけれど、住んでいた頃の思い出が妄想される。
日本すぎて目に入りきらない。
瓦が迫っている。
中には人が離れてしまった一体もあった。
こんな感じで、道が廃れていっている。今でこそ廃屋として残っているが、きっと近い将来更地になって、でも建築基準法上新築は厳しいだろうからどんどん歯抜けになり、細路地が消滅し、歩いていてもイマイチパンチが来ない街になってしまう。きっと今が、なんとか街歩きという趣味が最大限楽しめる最後の時代なんだと思う。
難しい話?はおいといて、この街、美しすぎる。
向こうには海。
郵便局。
川にいくつもの橋がかかる。
猫。今回の街歩きで見た猫はこの1匹だけ。それほど多くは棲息していないのだろうか。
基本的には住宅密集地だが、少し離れたところに畑を持つ家があった。
何も言葉はいらない。ただ歩くだけで、心が満たされていく。
お寺脇の階段から。
楽しかった。日用品が揃う商店等は見当たらなかったので、車で買いに行くのかしら。でも、これだけ大きな町なのだから、港で見かけた車の台数じゃ足りないように見えるのだが、みんな、バスとか使っているのかな?
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