平成29年9月18日
朝起きると、外は台風の影響による土砂降りで大変なことになっていた。北海道の建物は防寒対策がしっかりとなされており、雨の音が聞こえないほどに密閉されているため雨の音は聞こえないが、外はドッタンバッタン大騒ぎな状態になっている。これは旅どころではない。帯広にいるのだが、今日1日付近の列車の終日運休が決まってしまっている。どうしたものか。根室に行く予定であったが、これでは根室行きは断念せざるを得ない。帯広に住む友人に頼み、車を出してもらい、行けるところまで東へ向かった。しかし、倒木の影響で道も寸断され、小規模な土砂災害によって道が茶色一色になっていたり、もう大変な状況だった。運悪く、台風直撃の日に北海道(北海道に台風が来ることなんて珍しく、想定していなかったのでたじろぐしかなかった。)に来てしまったようだ。なんとか来られたのがここ古瀬駅まで。ここより東へ行くのは断念した。
少しだけ雨が小降りになってきたのでその隙を狙って駅探訪。
駅のホーム下に駅ノートはあった。待合室がないため、ここに駅ノートがあるということに気がつく人は少ないみたいだ。7年間同じノートが使われているのに、まだノートの3分の1しか記入されていないのだ。
謎の真新しい建物がホーム脇にあるが民家ではなさそうだ。他に人が住んでいるような建物は辺りに見当たらない。
駅ノートはこの箱の中にある。
駅ホーム。ところどころ軋む音がした。板が腐って薄くなってしまっているみたいだ。
駅標。
ホームに続く階段。
雨も強くなりそうなのでここらで退散した。当初の予定だったらここから白糠駅まで歩いて散歩を楽しみ、初田牛で満天の星を見ながら駅寝する予定だったのであるが・・・。残念・・・。(悔しいので、翌年の日本一周中に初田牛での駅寝を決行することにした。300713追記、令和3年の8月に訪れたが、ホームは撤去され、もちろん駅ノートも無くなっていた。残念。031120追記)