【熊本】湯ノ児温泉にある大廃旅館、山海館跡!

令和5年11月25日

5年前、水俣のページでも触れたが、湯ノ湖温泉に大きな廃旅館がある事を知った。水俣に久しぶりに来たついでに、写真を撮っておこうと思いやってきた。
これが同じ旅館だったというのだから驚きだ。鬼怒川の廃旅館群さえをも凌駕する勢い。
巨大木造旅館部分だけでも涎だらだらになってしまう。なんと五階建なのだ。木造だと三階建ですら凄いのに、五階建てである。凄い。因みに、建設は昭和30年。
やはりこの建物が一番ビビッと来る。
それが、中央に鎮座しているのだから、もう「分かっている」と思わず称賛してしまう。
拡大。
中には植物が入り込んでいるようだ。
あぁ、中が気になって仕方がない。しかし、廃墟の中に易々と入る事はしなくなった。
もう、これは芸術だよ。廃墟として一番美味しい時期かもしれない。
入口。
不法侵入禁止の表示と、本物かわからないが防犯カメラが設置されていた。
他の棟との接続点。
めっちゃ萌える。たまらん。
吸い込まれる…。
泊まりに行っても、きっと、何処から隣の棟に行けるのか、複雑だったに違いない。
上から眺めてみよう。これだけの楼閣である。このまま朽ち果てていくのは見ていて偲びないし、勿体無いと思う。
せめて、廃墟になってしまった外観だけでも、記録に残したいという気持ちが湧いてくる。
往時は洞窟風呂が有名だった。温泉好き&水俣には10回以上来ているので、現役だったらきっと行っていた事だろう。
たった10年前までは営業していた宿も、今ではこんな有様だ。海風を浴び痛みが早いのだろう。きっとここも、有名になっていく。そう思った。
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