【岩手】美しい廃墟、和賀川水力発電所跡を散策!

令和5年8月25日

和賀川水力発電所。昭和15年に建設されて39年に短いその生涯を終えた発電所跡が、今もひっそりと佇んでいる。その内部は、国内でもトップクラスの美しさを持つ。場所は北上線和賀仙人駅から西北西に500m付近のところ。駅の北側から伸びる、和賀川の越える道を進んだ舗装路から分岐した道を進んでいくと、発電所後に辿り着ける。しかし、辿り着くには北本内川を越えなければならず、それをするには、床板がない橋を渡るか、川を直接越えるかの2通りしかない。橋ルートは落橋したら命の保証がないので、比較的安全であると聞いていた川ルートから行くことにした。写真は、川ルートと橋ルートの分岐にあった石碑。
石碑の左脇に伸びる道を下っていく。ロープがあるので、それを伝いながら慎重に降りる。
そして、河辺に出た。
目の前の川を越えるられそうな場所を探す。
あった。水流は思ったよりもある。しかし、丸太がちょうどいい感じに引っかかっており、これなら濡れずに済みそうだ。無論、時期等によって水量は異なるため、今回がラッキーなだけだったのかもしれない。
滑ったらぼちゃんなので慎重に…。
ここはジャンプして、
対岸へ渡れた。
そしたらすぐにこの姿。
かっこいい。
少しお邪魔してみよう。
中を覗いた瞬間、今まで見たかった光景が。
おぉ、美しい…。白色のコンクリートに主張する緑の数々。堪らん。
床には発電装置が置かれていたであろう大穴が空いてるので、落ちないように注意だ。
固唾をのむ、そんな美しさ。
これは、廃墟探索者が行きたくなるのも頷ける。
光の入らない部屋。
こんな小部屋も。
地下に行ってみよう。
薄暗い空間。更に下にも空間があるようだ。
しかし、降りたら戻ってこれなさそうだ…。
ここに水がドバドバして発電していたのかしら。
2階にも行ってみよう。
最早芸術のような美しさの階段である。
2階は、全体的に暗かった。
でも、一階部分を見渡せるかっこいい空間が!
魚眼レンズで広く撮ってみる。
美しい。
ここからは窓から漏れる緑シリーズ。
完全に語彙力が崩壊し、「美しい」しか言えなくなる。言語化できない非言語領域の感情がドバドバと流れでていく。
楽しかった。
近づくには多少の困難があるため、有事の際のある程度の準備をされたい。
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