【長野】平岡、鶯巣駅間にある廃隧道を散策!

令和5年5月1日

飯田線に並行して走る長野県道1号線。平岡駅と鶯巣(うぐす)駅間を運転していると、道路の壁面に、規則的に穴が空いているのを確認した。写真はグーグマップのストリートビューより。
事前情報0だったが、あれは自分が好きな廃隧道に他ならないと、付近の安全なところに車を止めて、見てみることにした。
すると、旧道と線路の鉄橋が立体交差しているではないか!位置的に、中央本線の旧線なのだろう。
斜面をよじ登って上から眺める。
茂みに隠れ、渡るのは難しそうだ。
後ろを振り向くと、隧道が、ぽっかりとこちらに口を向けて待っていた。
入り口は木材で段差を作っていた形跡があるが、だいぶ朽ちてきている。
中は道路から見た通り穴が空いているため、明るい部分もある。そこまで行ってみよう。
おお、美しい。
そしてなぜが、レールの一部だけが取り外されている。奥は真っ暗で怖い。
振り返る。
穴の部分からの景色。天竜川を挟んで対岸に中部電力の平岡発電所が見える。
緑が生い茂り、良い季節となった。冬生まれだが、夏が好きだ。
近くには、段差のついた水路があり、木漏れ日に照らされながら水が滝のように流れていた。しばし見惚れつつ、次の散策地へと向かった。
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