【北海道】日本2番目の湛水面積を誇るシューパロ湖!

令和3年10月8日、再訪:令和4年7月3日、再再訪:令和4年12月18日

かつては炭鉱の町として栄えた夕張市。閉山後、日本初の財政破綻をした市でも有名であるが、それほど、最盛期よりも人口が減っているのである。そしてここシューパロ湖周辺も、かつては多くの人が住む地域であったが。湖の底に消えた。そして写真は、かつての道路と湖の境目である。写真だと明るいが、実際には真っ暗で、熊鈴を鳴らしながらここまで歩いてきたが、茂みの中でガサガサ、と何か大きなものが動く音がするたびに心臓がキュンとなった。結局「それ」は姿を現さず、なんの動物だっらのかは分からないが、熊以外の何かであったことを願おう。

廃道と星空である。

かすかにではあるが、天の川も肉眼で見ることができた。

湖に沈みゆく廃道と満天の星。なかなかない組み合わせ。

天の川合成版。合成した天の川は、8月に新ひだか町で撮ったもの。


〜ここから再訪〜

シューパロ湖には何度か来ているが、東側や水を堰き止めているダム部分は行ったことがなかったので、晴れているし散策しに来た。
狐さんがいた。
凛々しいお顔。
ダム天頂にある通路から、廃道が見えた。
その道を伝っていくと、隧道を抜けた先で切土法面にぶちあたり、残酷にも道が途切れていた。
しばらく眺めてたらかっ飛ばして来た車が空を飛ぶのを見られるかもしれない。
反対側の坑口。モリモリに盛られた緑がジオラマみたいだ。
こちらは南部青葉町の住宅街跡地。廃集落とも言えるかもだが、家の基礎すら取っ払ってしまっては、廃集落の重々しさは感じられない。
シューパロ湖の東側。天気が良い。
湖の真ん中にある小島が可愛い。
北海道の川の名前の響き、好き。アイヌ語をそのまま使用している。

~ここから再再訪~

冬のシューパロ湖にもやって来た。そして、カメラをEOSM6からEOSR6 markⅡに変えてから、記念すべき初回の撮影も兼ねている。
かなりの逆光下で撮っているが、ここまで色がちゃんと出せていて驚いている。
夏にも見た、出口の先が奈落の底に繋がっている廃隧道。
風に吹かれて舞う粉雪。
新雪が積もる道路を走る車は、どんな車でもラリーカーみたいだ。

カッコいい。
そしてこういう道を走ると、後ろがこうなってしまう。ブレーキランプが見えなくなるので、こまめに取り払うのが理想。そして、車種不明w
ダム湖に沈んだ町。湖面からかろうじて立ち続けている木が、当時、ここが陸地であった事を示している。
空撮もしてみた。
雪国は、毎日のように雪が降るので、晴れの日が少ない。そんな中で、こうやって青空と湖を見られて心を魅了された。
湖面は、だいぶ凍りつつあるようだ。
こちらはまだ凍っていない。
湖面に枝の先端を露わにしている木々を上から撮る。

平成27年に水没したこの地域は、一体いつまで、その面影を残していられるだろうか…。
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