【徳島】阿佐海岸鉄道の秘境駅、宍喰駅を散策!

 

平成30年12月29日

学生最後の年末はJR四国の完乗と西日本の乗り潰しをするため岡山まで来ていた。本日は4日目である。今日はJR四国で唯一残していた牟岐線の完乗と、ついでに阿佐海岸鉄道にも乗車をするため、朝早起きをして四国を目指す。写真は岡山駅近くのカプセルホテル。

いつもは電車で本州から四国入りするのだが、今回は宇野線の乗り潰しも兼ねて、宇野港から高松を船で移動することにした。690円の課金で高松に行くことができる。高松に到着。

高徳線に乗り込み徳島駅へ。徳島駅を歩いたことがなかったので、3kmほど散策する。

徳島から牟岐線に乗るのだが、ここはまぁ長い盲腸線だこと。終点の海部まで片道150分、徳島から阿佐海岸鉄道の甲浦まで行って帰ってくるだけで6時間はかかる。鉄道の乗り潰しは、来た時に使った線を使わずに元の位置に戻れればいいのだが、盲腸線はそうもいかない。時間がある学生のうちにここまでくることができてよかった。

海部駅で下車すると、すでに阿佐海岸鉄道の車両が隣の乗り場で出発を待っていた。乗客は自分を含めて2人。海部、宍喰、甲浦と3駅しかない超末端のローカル線だ。

車内はびっくりするほどカラフルだ。イルミネーションが美しい。乗客も少ないし、なんだか大きな街に止まるわけでも駅数が多い訳でもないのに高架やトンネルが続き、経営は大丈夫なのか?と不安になる。

宍喰駅に到着。駅ノートが置いてある。それ以上に驚いたのはスタンプの種類。10種類くらいある。これじゃいつも押してるノート1枚に入りきらない。

因みに、ホームから改札に降りる階段も綺麗に装飾されていた。

「階段も」ってことは、もちろん駅舎もだ。調べてみると、日本で一番経営が火の車である鉄道らしい。周辺自治体が複数でもっている鉄道であるが、開通から一度も黒字化されたことがなく、使用客も少ないため今後の成り行きが注目される。とりあえず、自分の払った運賃が、何かに少しでも役立ってくれれば、と思う。

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