【北海道】絶滅危惧種の40高中!下川鉱山跡の古い路面表示!

令和4年8月12日

北海道名寄市の東に隣接する下川町。かつて存在した鉱山集落に続く道道354号線に、今では懐かしい路面表示が見られた。一つ目が、写真に写る「40高中」の表示。平成4年に道路交通法が改正されるまで、車両は高速車、中速車、低速車に分けられており、それぞれに対し制限速度が与えられていた。写真は「40高中」であるため、「高速車と中速車は時速40kmまで出して良いですよ」という意味だ。
平成4年以降、再舗装されたら当然「高中」部分は消されるため、現在存在している「高中」がある道は、少なくとも30年以上舗装が更新されていないのである。もはや誰も使っていない道だとという事だ。そんなレア表示と愛車が撮れてニッコリしています。
こちらは横断歩道。梯子型だ。平成4年以降、梯子型ではなくシマシマ型に置き換わっているため、こちらもかなりレアだ。
昭和58年に休山した炭鉱。この道路沿いに家屋がひしめき合っていたらしいが、現在は無人のただの山奥である。かろうじて残る横断歩道が、かつてここに人が住んでいたことを静かに物語っている。
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