【滋賀】県道17号沿の廃村密集地にある男鬼集落跡を散歩!

平成31年3月20日

男鬼(おおり)集落は霊山にある廃集落。滋賀県道17号線沿いには廃集落が点在しており、その密集具合は埼玉県秩父市の羨むダム近辺や、東京の奥多摩をも凌駕する。これだけ密集している場所は国内においてもほとんど無いであろう。この集落に続く県道17号線はまさしく「険道」であり、途中から車は通行止めとなっている。

それもそのはず。路肩は大幅に削られ、軽自動車も通れないほどに道が狭くなり、終いには道が寸断されてしまっている。廃集落まではこの17号線を辿っていくことは不可能なので、途中左に分岐した道を進んでいく必要がある。

集落のは家屋が何軒も綺麗な状態で残されており、過去の小学校跡には、その時在籍していた学生のイニシャルと共にだろうか、石碑が残されていた。昭和53年の文字が。

集落全景。ここには既に誰も住んでいない。そうとは思えないほどのどかな場所だ。

ある御宅には古い自動車のおもちゃが。ほとんどの家は伽藍堂になっていた。

ある家の中。

吹きさらしとなった小便器。もちろん汲み取りに来る車など、来るはずがない。

のどかな場所だ。この日は付近の11の廃集落を訪れたのだが、歩行距離は17kmを超えていた。1日にこれだけ多くの廃集落を訪れることは後にも先にもないだろう。

お気軽にフォローください!
>電子書籍販売中!

電子書籍販売中!

一人旅研究会管理人がこれまでに行ってきた日本国内のいい場所を街歩き・秘境駅・温泉の3編に分けて電子書籍にて紹介しています!
また、大学4年、学生最後の夏休みに敢行した日本一周編、ジオラマ制作をまとめたジオラマ編も好評発売中!

〜日本全国ノスタルジック散歩シリーズ〜
・散歩編
・秘境駅編
・日本一周編
・ジオラマ編
・温泉編

CTR IMG