平成29年9月16日


広戸駅を出てからはしばらく海岸沿いに北上する。歩道がないため注意が必要だ。


いい景色だ。

電灯の上に白い鳥。

追良瀬駅まではそれほど遠くない。3km弱で着く。ここから次の駅、驫木までも3キロちょっとで行くことが可能だが、急な階段を登る必要がある。

追良瀬駅。住宅街の端っこにある。海がすぐ後ろに迫っているため、どう頑張っても住宅街の端になってしまう。

ここでの宿泊は禁止されている。駅寝をする者にとってこの文言は心にグサッとくる。

待合室。両隣は秘境駅なので駅ノートがあったが、ここには置いて無かった。自分で持ってきたノートを設置するには駅周辺は開拓されすぎている。

ここで電車を待ってもいいのだが、隣駅に用があるのだ。

回り道をしてもいいが、この階段を上るのがお隣驫木駅に行く近道だ。頑張って登るぞ!(((o(*゚▽゚*)o)))

あぁ〜しんどかった・・・( ;´Д`)

もう少し歩くと、標識に「驫木駅」の表示が。中学2年の時から行きたいと思っていた場所と対面する時間が近づいてきている。秘境駅の存在を知らなかった中学2年の夏休み、友人と図書館で夏休みの宿題をしている途中、休憩がてら一冊の本を読んだ時に出会った驫木駅。海辺にあるその駅は、当時の自分が行ける範囲からずっと離れたところにあったが、大きくなったらいつか行きたいと思ったのである。その駅を、今ついに自分の足で捉えようとしている。鼓動が高鳴るのが分かった。

廃校になった小学校、今は避難所になっている。

バスの待合室。現役だ。




そして驫木駅に。