【ランエボ7GT-A整備記録】OSSを使用した(希望)ナンバー変更(備忘録)

令和4年12月21日

栃木県那須塩原市から北海道札幌市へ引っ越してきたため、ナンバー変更を行うこととした。道民になって早20か月が経過しようとしているが、なかなか時間が取れずにここまで後野橋になってしまった。ナンバーは自分の誕生日が大晦日であるから毎回「1231」にしているのだが、住所変更+希望ナンバーをOSS(ワンストップサービス)という電子申請で行うことは、現時点ではめんどくさすぎて、ほとんどお勧めできない。お勧めできなさ過ぎて「これだから国の手続きは・・・」と言わざるを得ない面倒くささなので、美貌としてHPに手順を残しておく。尚、本手続きは令和4年12月現在のものであることを先にお伝えしておく。

OSSは、陸運局に行って各種申請書を記入せずに電子上で申請出来るというものなのだが、それについての説明がお粗末で、役場などにも浸透していないから電話でいちいち聞いたって要領を得ない回答を食らったりして大変だった。

結果だけをかくと、電子申請に必要なものは車検証、個人番号カード、マイナポータル(携帯アプリ)、住民票(住民票コードも記載する!!)、保管場所を示す地図(位置図と詳細図)(駐車ます寸法と、住居が何処かを明示する)、(所有者が他人名義の駐車場であれば)保管場所使用承諾書(転勤がいつになるか分からなくとも、貸付終了日は仮でも良いので適当に記載する)が必要だ。更に希望ナンバーの場合は希望番号予約済の番号情報も。まず、住民票コードを記載しないと警察での手続きが進まないので、住民票コードを記載してもらうよう、住民票発行時に伝えねばならない。因みに、個人番号カードでコンビニ等で住民票が交付できるようになったが、住民票コードの記載は役場でしか出来ないので、この時点でまず、電子申請とか言ってる割に役場に出向かなければならない。しかも、住民票コードがないと手続きが進まないだなんて申請手続き上どこにも書いてなく、個人ブログに書かれているのをみて初めて知った。自分はこれを知らず、希望ナンバー予約の有効期間1ヶ月を過ぎて予約料4000円をドブに捨てた。国に4000円寄付した形だ。苛立つ。因みに、役場の人はOSSの申請に住民票コードが必要なことを知らず、そこでも用途を色々聞かれた。住民票コードの記載なんて特定の用途でなければ必要ないのだから。その辺の周知がされていない。

また、希望ナンバー予約が完了にナンバー番号が決定すると予約済証を発行して、その後陸運局に申請しろと連絡が来るが、OSSの場合は予約済証の発行は陸運局への申請(OSS申請)の後で良く、実際に新しいナンバーを受け取る日で良い。そんな説明は何処にも書いてない。不安になって自動車協会に質問したら一人目では答えられず二人目のベテランでようやく先の回答を得た。予約済証を発行している自動車協会の職員ですら、OSSの扱いがよく分かっていない。

一番苛ついたのがこの後だ。OSS申請が通って警察や国交省への支払いが3回に分けて合計1000円ほどかかるのだが、警察への支払は各都道府県警への支払いとなる。その支払い方法があまりにも限定されている。北海道の場合、北洋銀行のみだ。だったらATMで振り込めばいいじゃない、と思うかもしれない。しかし、北洋銀行のネットバンキングで支払え、というのだ。つまり、北洋銀行のネットバンキング口座を持っていないと先に進めないのだ。神奈川生まれで転勤族の自分が北洋銀行の口座を持っている訳がない。たったこれだけのために口座を作ることとなった。しはらい期限は10日ほど。急いで作成した。途中、警察から「支払期限が近づいている」と督促が来た。こんな融通の効かない方法しか用意せずに「督促」だなんて言葉使いやがって、普段温厚な自分も流石にキレた。

キレたところで何にもならないので淡々と口座開設、支払手続きを終えた。数日待つと、保管場所標章が出来たので警察に来い、と連絡が来た。このタイミングになると、新車検証と希望ナンバープレートの作成も終わっているので、陸運支局・自動車協会へ出向く事にもなる。つまり合計で2回、4箇所に足を運ぶことになる。現車を確認しなければならないので陸運局へ足を運ばなければならないのは分かるが、平日しか空いてないところに2日も休みをとってナンバー変更しなければならないのだから、令和の世にあって何と非効率的な、と思ってしまう。そりゃ巷で車庫飛ばしが普通になるし、役所の手続きはこれだから…とならざるを得ない。

色々文句を書いたが、とりあえず警察に行って保管場所証票を受領した脚で陸運支局に行っていない車検証発行用の通知書を得る。その後、陸雲支局内の旧ナンバー返納窓口でナンバーを返却して、返却したことを示す印をもらう。もし記念にナンバーが欲しい場合、返納窓口の代わりに併設されている自動車協会に行ってナンバーの破壊申請(封印の箇所付近に大きな穴を開けてもらう)を1枚につき110円支払って穴の空いたナンバーと、返却に相当する印を押してもらう。その後、再度窓口に押印された用紙を提出して新車検証を得る。そして自動車協会に行って新車検証を見せて新ナンバープレートを受け取りナンバーを取り替える。
取り替えた後、自動車教会の人に車台番号を確認してもらって封印をしてもらう。
これにて一連の手続き完了。因みにこれは札幌陸運支局の手順。陸運局によっては異なるかもしれないので注意。ただ、タチが悪いのが、基本この辺の手順は現地に行って案内に従うしかない。いや、インターネットがこんなに発達してるんだから、公式的に分かりやすく案内乗っけておくべきでは?手前味噌だがある程度の大学出た人間でも説明が読み取れず案内人に何度も質問しながら手続きをしたのだから、車や出ない限りは質問三昧になるだろう。それに対する人件費考えたら案内ちゃんと書いた方がよっぽど令和的では?もう一回言うが、インターネットがない昭和はもう34年前に終わってるぞ?こんなんだったら2万くらい払って専門業者に代行でやってもらった方が自分の人件費考えたらとんとんだし頼めば良かった。あるいはナンバー変更を諦めるか。諦めるのが普通だとは思う。違法なのはみんな重々承知の上だ。
収入の多い個人事業主が税理士に委託するように、国の制度は難しいしそれを解説する気もないようで…。

以上、酔った勢いで書いているのでだいぶ悪口が多くなってしまって申し訳ないが注意点も含めてOSSの手続きについてまとめてみた。一応書いておくが、日本は好きだし、今回憧れの札幌ナンバーにらなって結果だけ言うと大満足ですo(*>ω<*)o

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