令和4年12月21日
OSSは、陸運局に行って各種申請書を記入せずに電子上で申請出来るというものなのだが、それについての説明がお粗末で、役場などにも浸透していないから電話でいちいち聞いたって要領を得ない回答を食らったりして大変だった。
結果だけをかくと、電子申請に必要なものは車検証、個人番号カード、マイナポータル(携帯アプリ)、住民票(住民票コードも記載する!!)、保管場所を示す地図(位置図と詳細図)(駐車ます寸法と、住居が何処かを明示する)、(所有者が他人名義の駐車場であれば)保管場所使用承諾書(転勤がいつになるか分からなくとも、貸付終了日は仮でも良いので適当に記載する)が必要だ。更に希望ナンバーの場合は希望番号予約済の番号情報も。まず、住民票コードを記載しないと警察での手続きが進まないので、住民票コードを記載してもらうよう、住民票発行時に伝えねばならない。因みに、個人番号カードでコンビニ等で住民票が交付できるようになったが、住民票コードの記載は役場でしか出来ないので、この時点でまず、電子申請とか言ってる割に役場に出向かなければならない。しかも、住民票コードがないと手続きが進まないだなんて申請手続き上どこにも書いてなく、個人ブログに書かれているのをみて初めて知った。自分はこれを知らず、希望ナンバー予約の有効期間1ヶ月を過ぎて予約料4000円をドブに捨てた。国に4000円寄付した形だ。苛立つ。因みに、役場の人はOSSの申請に住民票コードが必要なことを知らず、そこでも用途を色々聞かれた。住民票コードの記載なんて特定の用途でなければ必要ないのだから。その辺の周知がされていない。
また、希望ナンバー予約が完了にナンバー番号が決定すると予約済証を発行して、その後陸運局に申請しろと連絡が来るが、OSSの場合は予約済証の発行は陸運局への申請(OSS申請)の後で良く、実際に新しいナンバーを受け取る日で良い。そんな説明は何処にも書いてない。不安になって自動車協会に質問したら一人目では答えられず二人目のベテランでようやく先の回答を得た。予約済証を発行している自動車協会の職員ですら、OSSの扱いがよく分かっていない。
一番苛ついたのがこの後だ。OSS申請が通って警察や国交省への支払いが3回に分けて合計1000円ほどかかるのだが、警察への支払は各都道府県警への支払いとなる。その支払い方法があまりにも限定されている。北海道の場合、北洋銀行のみだ。だったらATMで振り込めばいいじゃない、と思うかもしれない。しかし、北洋銀行のネットバンキングで支払え、というのだ。つまり、北洋銀行のネットバンキング口座を持っていないと先に進めないのだ。神奈川生まれで転勤族の自分が北洋銀行の口座を持っている訳がない。たったこれだけのために口座を作ることとなった。しはらい期限は10日ほど。急いで作成した。途中、警察から「支払期限が近づいている」と督促が来た。こんな融通の効かない方法しか用意せずに「督促」だなんて言葉使いやがって、普段温厚な自分も流石にキレた。
キレたところで何にもならないので淡々と口座開設、支払手続きを終えた。数日待つと、保管場所標章が出来たので警察に来い、と連絡が来た。このタイミングになると、新車検証と希望ナンバープレートの作成も終わっているので、陸運支局・自動車協会へ出向く事にもなる。つまり合計で2回、4箇所に足を運ぶことになる。現車を確認しなければならないので陸運局へ足を運ばなければならないのは分かるが、平日しか空いてないところに2日も休みをとってナンバー変更しなければならないのだから、令和の世にあって何と非効率的な、と思ってしまう。そりゃ巷で車庫飛ばしが普通になるし、役所の手続きはこれだから…とならざるを得ない。
以上、酔った勢いで書いているのでだいぶ悪口が多くなってしまって申し訳ないが注意点も含めてOSSの手続きについてまとめてみた。一応書いておくが、日本は好きだし、今回憧れの札幌ナンバーにらなって結果だけ言うと大満足ですo(*>ω<*)o