【和歌山】ディープ感漂う七曲商店街を散策!

令和5年2月23日

和歌山市にある七曲商店街。周辺の路地が複雑に折れ曲がっていることから、七曲の名がついた。明治44年にここに市場が形成されていたが、正式に七曲商店街として発足したのは昭和32年のこと。
最盛期には92あった店舗は現在、その3分の1にまで減少している。
これも時代の流れなのだろうが、それでも、令和にはいっても30もの店舗が存在している、このような雰囲気の商店街が残っていること自体は、全国的に見てもかなり珍しい。
今日は祝日なので、どこも営業している様子はなかった。まだ、9時前だし。
なので、静かすぎるほどの商店街内部を練り歩く。
中央には時計。半世紀前は、買い物客がこの周辺を埋め尽くしていたという。イメージがなかなが沸かない。
沈黙。
こちらは魚屋さんだろうか。おびただしい数の照明だ。商品がぴかぴかになってそう(語彙力)。
昭和を痛すぎるほどに感じる。
いぃ。
「曜」の字が略字になっている。最近見かけなくなった。
「質」の字がよく見ると俗字。
お手洗い。浄化槽の検査日は、令和5年ではなく、平成5年。鍵がかかっていて用は足せなかった。
良さが溢れた商店街。まだまだ先は長いと思う。とはいえ、全国的に、戦後間も無くに建てられた商店街は、老朽化で壊されなり改装されたり、そもそも客入りがなくて消滅したりする例が絶えないので、気になる方は、是非、買い物に行ってみては如何だろうか。
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