【岩手】松尾鉱山の廃アパート群、緑ヶ丘アパート!

令和5年8月27日

山の上に突如と築かれた街、松尾鉱山 緑ヶ丘アパート。廃墟好きの方であれば、知っている人は多いと思う。今回はこの緑ヶ丘アパートをマジマジと見てきたので紹介したい。
山中に捨てられた大量のコンクリート構造物は、かなり異様な見た目を放っているが、こちらは昭和26年に建設された当時はかなり先進的な技術が取り入れられた団地(平均年収が平均の3倍ほどもある炭鉱夫一家が入るほどの家、と言えばイメージがわくと思うが、団地自体、当時は羨望の眼差しを浴びていた)であったが、松尾鉱山で採れていた硫黄の需要低下により昭和44年に閉山し、人の気配もそれからなくなった。それから半世紀余り。
もぬけの殻と化した団地群は、その巨大さも相まって相当な雰囲気を放っている。廃墟の規模としては国内でも最大級で、かの有名な軍艦島をも思わされる大きさだ。
さて、昔であったら中に入っていたのだが、一応立入禁止看板が立っているので、外から眺めるにとどまった。実際、廃墟趣味はグレーゾーンであり、最近の自分のアカウント規模からすると、そろそろ下手なことができなくなってきたので(メディア出演もして来てるし…)、廃墟探索からは手を引き、外から眺める、あるいは合法廃墟のみの探索に切り替えつつある。なので、明確に立入禁止の所はもう、いけないのだ…(´・ω・`)
でも、外からだけでも楽しめるよ。
勿論、中が気になって仕方が無いけどね。
いつかは、公式に取材を申し込んで、普段は入れないような所にも入れるような人間になりたいな。崩壊の危険性があるところは、許可は降りないと思うけど。
でもまぁこうやって、部外者が外から眺めてわーわー言ってるだけでも、楽しめる、素晴らしい空間なのは間違いない。
紅葉や雪にまみれた緑ヶ丘アパートも美しいみたいなので、興味がある人はぜひ行ってみてほしい。

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