【北海道】昔の建物が並ぶ、留萌線の増毛駅(訪問後廃駅)を散歩!

平成28年8月7日、再訪:平成30年8月14日、再々訪:令和4年8月21日

留萌本線終着増毛駅。「増毛」の文字が一部界隈で人気があるらしい。

今年中に留萌線の末端区間である留萌ー増毛間が廃止になる為、記念乗車しに来たのであろう。何人かが車両を撮影した後、折り返し列車で帰っていった。

増毛には「古く、どっしりとした街並みがある」と聞いていたので、前から行ってみたく、宿泊をすることにした。宿ですら、重厚な建物で歴史を感じる。

相部屋。夜は泊まった人同士で飲み会を開いた。富山から来た夫婦、山岳好きな東京の男性、大阪出身の宿主と自分だ。宿主の方は、電車は無くなるが、バスが充実しているので別に困らない、とおっしゃっていた。最近は鉄道ファンが多く来ているが、街にはお金をほとんど落としてくれない。結局は何も変わらない。それどころか一部のマナーのなっていない奴等が居て邪魔、と議論が白熱した。話はだんだんと変わり、人生について。自分が断トツに最年少で、人生経験豊富な方達と話していると、出来る大人はこれほどまでに出しているオーラが違うのか、と感じた。かなり有意義な夜を過ごさせてもらった。外は満天の星が見えるよ、というので、外へ出てみたらそれはそれは綺麗な星空であった。写真は上手く撮れなかったので割愛するが、良い話を聞いた後のこの景色は、自分を新しい世界へと導いてくれるようであった。

お風呂場。

朝、宿主に挨拶をし、増毛を後にした。夜はあまり見えなかったが、駅前にも歴史を感じる建物が出発を見送ってくれた。


〜ここより再訪〜

2年前に泊まった場所に再度泊まりたくなったのでやって来た。増毛の街並みを追加する。

海が近い。

前回訪問時は留萌線が増毛まで通っていたが、既に列車が来なくなってから1年半が経過しており、駅舎は観光施設とせて再誕していた。当時の駅ノートも置かれていた。美しい街並みを見に、多くの観光客が駅前の大きな駐車場に車絵を止めて街中を散策していた。

宿ではBBQをした。普段と同じ料金で、かなり豪勢なものを食べられれたので嬉しかった。今回は三河から来た自転車で北海道一周中の高校2年生がおり驚いた。高校生でこの行動力は脱帽だ。宿主も合わせて6人いたのだが、自分以外の5人は大阪と愛知出身で、人口が多いはずの関東出身者が自分しかおらず、会話が地元トークになると少し寂しい思いをした。


〜ここより再再訪〜

さらに3年後、今度は道民になってやって来た。あの時20時間以上列車に乗ってたどり着いたこの駅は、残念ながら鉄道でたどり着くことができなくってしまった。でも、増毛という街にこうやって来ることができて嬉しくなった。記念に自分の車と駅名標をパシャり。

簡単に街並散策をした。駅前にある富田屋旅館跡。このページの上にある初回訪問時の写真見比べて欲しいが、青いトタン屋根が趣ある黒色屋根に補修されている。調べると最近改修を行ったらしい。以前よりも歴史感じる増毛の街並に馴染む建物となっていた。
旅館の入口部分を覗いてみる。ザ ・昔の良い旅館、と言った雰囲気で、道内にこの様な旅館はほとんどないのでは…?現役だったら間違いなく泊まっていた。
下駄箱。家にこんな下駄箱が欲しい。切実に。
下げられていたカレンダーをふと見たら、昭和24年でビビった。70年以上前のカレンダーでのこんなに綺麗なの初めて見た。
以前2回お世話になった増毛舘。
青空と赤い標識と古い建物。良いなぁ。
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