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【北海道】上砂川町東町廃団地群を散策!
【北海道】上砂川町東町廃団地群を散策!
道央(散歩編)
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令和5年1月9日
地名で検索しても、情報があまりにも少なく、このページを作ることさえも躊躇われたが、いずれ消えゆくであろうこの街があったことをここに記録しておくこととする。場所は上砂川町東町。名前の通り上砂川町市街の東方に位置し、市街地が形成されたのちに、付近の山を拓いて市街地と一本の道で繋ぎ、住宅地として開発された。
航空写真で確認する限り、25棟の2階建ての団地があり、かつては多くの人が住んでいたようだが、現在、この団地は人1人すまない無人地域となっている。一本道の果てにあり、他に行ける場所もないので、本当に無人で、シンとした空気が漂っている。実は、もっと昔は更に奥にも宅地が形成されていたらしいが、そちらは平成になった時には既に無人となっており、今は野に帰している。
この奥地までバスが通っていたらしいが、無人地区であるから利用者がいないのは当然で、何年か前に路線も廃止された。ただし、冬にも関わらずここに来るまでこれていることから分かる通り、除雪はされている。除雪ルートからはまだ外されていないようだ。でも、何故?誰もいないのに…。もしかして誰かいるの…?
このページに写る建物は、すべて廃墟だ。そして不気味なことに、窓は全て取り払われており、雨風が室内にそのまま入ってしまう。それは窓だけでなく、入口もだ。つまり夏に行くと、そのまま入れてしまうのか…?こんなにフリーな団地、見たことないし、ネット上に情報がない(調べ方が悪い?)のも謎だ。
かつての停留所。除雪のされなさ具合が、ここにバスが来ないことを語っている。
主要通り。
たまに、残留物のある部屋も確認できる。
共同浴場跡。もぬけの殻だ。
地図。平成7年のもの。建物自体は物凄い古いわけではないので、どういう経緯でこの団地が捨てられたのかが気になる。
雪が止んだ。
雪によって阻まれる。
ここに写るのは、全て捨てられた家だ。なんとも異様だ。辺りは、何も音がしない。
空いた窓から、雪が降り積もっていた。
一体いつまで、このままなのだろうか。壊すにも、相当な費用が必要だろう。上砂川町にそれほどの体力はあるのだろうか…。
このままどんな姿になるのだろうか。期待もありつつ、不安もありつつ。ただ、見守るしかない。
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