【鹿児島】美しすぎる木造廃校舎、布計小学校跡を散策！

九州（散歩編）

令和6年5月25日

6年前、旧山野線の薩摩布計（ふけ）駅跡を訪れていたが、その近くに廃校があるという。廃校は管理されていて、入るためには、予め伊佐市役所大口庁舎で鍵を借りる必要がある。予約は不要であった。
鍵を借りて車を走らせ辿り着いた。校庭は綺麗な芝生に覆われていて、晴天下、非常に綺麗な木造校舎が建っている。
正面から。ロケ等でも使われているらしく、瓦屋根も綺麗に維持されている。
鉄棒。
校門前の道。
校門脇に石碑が残されていた。閉校時に建てられたのだろう。昭和54年閉校とある。
暖かくぽかぽかする日差しが気持ちいい昼前の時間帯、校舎へ入る。
中にスリッパが用意されている。
扉。奥は展示室になっていた。
廊下。校長室、図書室、教室、医務室の4つが残っているが、当時の面影を残しているのは教室のみ。尚、昔はもっと大きな校舎であったが、一部を除却しているようだ。
旧字体が使われていた。
教室。2年生の教室であったらしい。窓から陽が優しく入り込む。
とっても良い色している。
木造校舎で小学校生活を過ごしたわけではないが、何故か懐かしくなる。
黒板。最近の小学校にら黒板ってあるのかな？
机。よく見ると落書きがされ（掘られ）ている。
自撮りしてみた。窓の外をぼーっと眺めていたくなる空間だ。
どこを見渡しても木造を感じる。
ここに通っていた生徒は、一番若い世代でも、50歳を超えている。45年前まで、ここに子供達の声があった。だいぶ年月が経っているように感じるが、こうやって綺麗にされているこの校舎は、明日からでも、新しい生徒を受け入れてくれそうな雰囲気だった。
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