【北海道】廃墟が集う美唄市我路町を散策!

令和4年8月12日

美唄炭鉱メモリアル森林公園から人里へ降りるとたどり着くのが我路町。ここは廃なものが沢山並んでいる。一つ目は朽ちつつある橋。厳密には我路町ではないのはお許しを。
この上を車が通っても良いのか?と不安になる程にくたびれた橋だ。林道に繋がっており、通常立ち入ることができないようになっているが、廃道ではないため、この橋も捨てられたわけではない。因みに車で通って見たが問題なく通れた。
だが、この朽ちかかった欄干は心許ない。
むしろ、一部は崩落してしまっている。
端部もこんな状況だし…。
そんな橋を横目に走っていくと、煉瓦で壁を覆われた二階建ての建物が右上に見えてくる。かつての郵便局らしい。その周辺がノスタルジーな雰囲気満点だった。
ノスタルジーポイントの一つ目は、自転車さえ通行禁止になったサイクイングロード。つまりは誰も使用できない道路だ。
今走ってきた道道を見下ろす。
こちらかが郵便局。煙突が生えているのが珍しい。郵便局用ではなく、銭湯も併設されていたらしく、それ用だったという。裏手に建物が残っている。
一部が煉瓦造りになっていて、要所はコンクリート柱のようだ。郵便マークが残っている。しかしこんなに重厚感ある郵便局が廃墟になってしまうのは悲しい。
炭鉱が現役の頃、付近には3万人が住み、近くの沼東小学校の生徒数は1500人以上が在籍していた。そんなマンモス校も炭鉱閉山による人口減少で廃校になり、街全体も今やも抜けの殻になっており、緑に飲まれた道も存在する。寂しくなる。そして、これから日本にはこういう場所が爆発的に多くなっていくことを考えると、怖くなる。
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