【北海道】釧路町跡永賀村十町瀬の廃集落を散策!

令和5年6月16日

道東の、釧路町沿岸部には、難読地名がいくつも並んでいる。今でも人が住む集落がいくつもあるものの、海岸沿いに、無人地域となった無惨な街の姿が存在している。今回は、旧跡永賀(あとえか)村、十町瀬(とまちせ)にやって来た。此処はそこまで難読でもない。すぐ隣にある浦雲泊(ぽんとまり)や冬窓床(ぶいま)は理解の遥か向こうの読み方をしていて面白い。さて、現地に来たが霧が深い。海岸際にある鋭い岩は、タコ岩と呼ばれる。そのほとりにある家屋には、もう誰も住んでいない。
ご覧の有様だ。
更に奥にも家屋の跡が見える。道というか、砂浜が唯一の到達経路なのだ。
難読地名は付近に20ほどあるが、自分のお気に入りは、旧仙鳳趾(せんぽうし)村重蘭窮(ちぷらんけうし)。なんと、住所が現存しているのだ。住所を見ると、なんだか日本ではないような独特な字面に惹かれて止まなくなる。
此処に来るものは誰もおらず、この先に何かあるわけでもない。静かに崩れ落ち行くのを待っているのみだ。
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