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令和6年8月27日、初商業誌「一人旅研究会 ノスタルジック写真集」がマール社から刊行されました!
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【北海道】ガイド付ツアー限定でしか入れない赤平炭鉱跡を散策!
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北海道
,
廃炭鉱
道央(散歩編)
令和4年6月11日
北海道赤平市。滝川市の東に位置する。赤平市や歌志内、三笠、夕張等を抱えもつ空知管内はかつて炭鉱産業で栄えた地域だ。平成初期には多くの炭坑が閉山し、各市町村の人口は軒並み減少。10分の1未満にまで人口減少している市もある。歌志内市は全国で一番人口の少ない市になってしまった。令和4年の人口は2800人。最盛期の昭和23年には46000人もいたというのに。そんな赤平にある住友の炭鉱、赤平炭鉱を見学しに訪れた。一人800円でガイド付きツアーに申し込むことができ、お金を払うことで写真中央の巻上機がある建物に入ることができる。
内部。いきなり至高な空間が広がる。
奥には地下へ滑降するリフトが。
リフトは4階建てになっており、人間だと1ケージに18人入ることができる。よって、合計で72人もの人を一度に地下へ送り込むことができるが、18人も入ると東京の超満員電車のような大変な状況になっていたらしい。
1分で地下600mまで駆け降りる。現在の世界一早い下のエレベーター、ランドマークタワーの速度と同一だ(上りは中国にある高層ビルに入っている日立製エレベーター)。地球にいる以上、重力を受けるため、自由落下以上の速度を出してしまえば大変なこととなる。しかしながらも世界一のエレベーターと同一の速さで「落ちれる」ケージが炭鉱にあるのは恐ろしい。エレベーターと違って加減速も急であろうから、落ち始めには大変な重力がかかり、初めての人は気持ち悪くなるのは必至だろう。
平成4年のダイヤ表。平成6年に閉山した。
カッコ良すぎる。
2階へもいける。
こんな感じ。
1階を見下ろす。
鉄骨と張り巡らされているのが心鷲掴みにされる。
整然と配置されるコード。萌え。
巨大扇風機。
なんか分からないけどかっこいい装置。
金網の向こうに見える緑が綺麗。
閉山した平成6年のカレンダー。
驚いたのは、床においてあったレンチ。普段見るものとは大きさがずば抜けて違う。つま先がすっぽりと入ってしまうほどのナットが存在するのだ。さすがは炭鉱施設。大きいなぁ。
ガイドの三上さんの話を熱心に聞く受講者たち。話を聞きつつ、写真撮影に勤しむ。
トロッコ。
掘削機。
倉庫内を縦横無尽に走るクレーン。
令和4年現在、特段注意すべき点もなく中を散策できる状態なのが嬉しい。しかし、雨漏りが激しいなど、劣化は確実にすすんでいる。将来的にはこのようなツアーも無くなってしまうかもしれない。気になる方は早めに行かれることをお勧めする。
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