令和8年8月23日

福島市街から西へ、車一台がやっとの山道の先にある、超鄙び一軒宿。途中、サンデードライバー同士が山道で離合できず睨み合いが続いていて、10分経っても拉致が開きそうにないので、誘導してあげた。3ナンバーの車に乗るなら、この位はなんとかしてよ…、と思っちゃうけどねぇ…。…というわけで、森の最奥にある微温湯(ぬるゆ)温泉・旅館二階堂。冬は雪に閉ざされるため、春先から秋のみの営業である。


が、7月に電話したら予約できたので、わっくわくでやってきた。黒く濃くなった木材の味が非常に素敵な木造二階建ての建物だ。












「霊泉 微温湯」の古い看板。江戸、明治期には眼の湯治場としてにぎわったという。

登録有形文化財の標識が置かれていた。


好き。









至ってシンプルな畳敷き。湯治宿らしい落ち着きだ。


共同の自炊場も残る。ここが観光旅館ではなく、長く滞在して身体を休める湯治場なのだと実感する。


奥側の廊下ではタオルが乾かされていた。







明治5年建築の木造三階建て。




あぁ〜(*´꒳`*)





木の浴室には源泉が惜しげもなく注ぎ、浴槽からあふれた湯が床を絶えず流れていく。窓の向こうは一面の緑。一旦、1回目の入浴の写真はここまでにしておこう。この後で載っける、朝風呂の色がもっと好きな色をしている。



風呂上がり、部屋で弁当を広げる。豪勢な食ではない。隣の部屋の話は筒抜け。鍵はない。でも、心地よい。










この日はぱっと見、1人泊はいなかった。みんな、思い思いに楽しんでいるようだった。みんなで炊事して(レンジでチンぐらいしかできないけど)、温泉入って、部屋で「人生だねぇ」と語るのも楽しそうだなぁ。
鄙びの極致でありながらも居心地が良い、昔から続く当時馬の雰囲気を楽しめる、おすすめのお宿だ。