【滋賀】日野町鎌掛、しゃくなげ街道沿いで見た夏
令和8年7月18日

旧鎌掛小学校へ寄った帰り、次の目的地に向かう途中、しゃくなげ街道沿いで、いかにも夏らしい風景に出会った。青空の下を真っすぐ延びる道路、その両側には鮮やかな田んぼが広がる。急いで通り過ぎるには、あまりにも良い景色だった。

山の向こうから、白い入道雲がむくむくと湧き上がっていた。稲の緑、山の深緑、空の青、そして雲の白……。子どものころに思い描いた夏休みの景色を、そのまま広げたような光景に、思わず息をのむ。

道路は緩やかに下りながら、田園の真ん中へ吸い込まれていく。あぁ、これだ。夏といえば、この色だ…。

もちろん、アホみたいに暑い。汗がひっきりなしに流れ落ちてくる。みんな、外には出ない。外に出ても暑すぎるから。

でも、郷愁探訪家はそう言っていられない。目の前の景色が良ければ、とにかく歩き、観察し、撮影するのだ。

逆にいえば、みんな外に出るのもだるくなるので、この景色を撮影する人が少ない。だから、撮っちゃえば、それだけでライバルと差?をつけられる。

黒豆麦茶を取り出して一休み。冷房の効いた車内で飲むよりも、照り返しの強い田んぼの脇で飲むのもまた夏の旅情。ボトルの向こうまで田園と雲が続く。夏を丸ごと楽しむのだ。

ね。

ここはもう少し車を走らせた場所。どこだったかは分からん。

令和8年の夏に鎌掛を歩いた記憶として、この雲と田んぼの風景は長く残りそうだ。