平成30年10月3日
横須賀にはドブ板通りと若松マーケットという2つのディープな商店街があり、今回昼間ではあるがどちらとも散策した。
横須賀と言えば米軍基地。ドブ板通りは特に米軍兵の往来が多く、平日の昼間であったが体格のよろしい方やママチャリに乗った白人ママがいた。もちろん日本人の姿も見られるが、中国からの観光客もいたようで、中国人が日本のアメリカ人向けの街を歩いていてなんだかカオスだ。注意書きは英語が多め。
1ドル=100円としてこの街では両方の通貨が使用可能だそうだ。
8月末に行われたポケモンGOの旗が並んでいた。今年中はそのままにしておくのだろう。大変な盛り上がりだったらしい。自分も神奈川県民なので、ひょいと横須賀に行くことはできたのだが、あいにくイベント中は車で日本一周の最中であった。
この感じがたまりませんな。アメリカンチックな街並というよりかは、ド日本の街並みに英語表記のお店が多く入っているという印象。もともとここにはドブ川が流れており、川を挟んでの地域間移動が大変だったことからドブ川の上に板を敷いて自由な行き来を可能にしたのが通りめいの由来である。昔は都内にも多くのドブ川が流れていたそうだが、今ではほとんどが一掃されてしまっている。
最近メディアへの露出も多いというハンバーガー屋。店名が何かに対する皮肉なのかとも捉えられそうだ。
横須賀中央駅に一旦戻り、次は若松マーケットだ。こちらは昔からある盛り場で、市内の人口減少とともになかなかに寂れ感も出てきている場所でもある。
こんな感じだ。わぁ、一見さんが入るにはなかなか勇気のいるところだ。
記憶が正しければ、6年くらい前に建てられた高層マンション。当時できたときは市内で一番高い建物だったはず。今はどうなのか分からない。一枚の写真の中で手前の建物となかなかない共演を果たしている。
夜行ったらどんな感じなのだろう。
神奈川南部にある京急線の駅前はなんだかどこも似たような、いかにも昭和な感じが漂っている。京急沿線は関東の中であまり住みたくない場所だ、なんて揶揄されることもあるが、京急沿線民から言わせると、一般にオシャレと言われる小田急や東急沿線なんてなんだかどこも似たような、いかにも平成な感じが漂っているだけで本質は何も変わっちゃいない。ただ、立地的に神奈川南東部は大都市からやや離れていることもあって人口減少の波が押し寄せてきている。地方のそれと比べるとだいぶ緩やかではあるのだが、今後の横須賀市がどのようになっていくのかは注目されたい。