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令和6年8月27日、初商業誌「一人旅研究会 ノスタルジック写真集」がマール社から刊行されました!
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【北海道】ゼブラ信号機が残る歌志内自動車学校跡!
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道北(散歩編)
令和4年10月10日、再訪:令和5年1月9日
日本一人口の少ない市である歌志内市。その人口はたったの4000人ほどだ。歌志内市よりも人口が多い村さえ多く存在する。炭鉱の閉山にも伴って人口減が止まらないこの市に、教習所の跡地がある。平成28年に廃校。
それがこちらだ。ここの教習所の特筆すべき点は、なんといってもゼブラ板を取り付けた信号機が未だ残っていることだ。戦後の電力不足を補うため、信号機のの光を弱めていた時代、背景と同化しないように、遠くからでも信号だと認識できるようにゼブラを取り付けていた。全国的に普及したものの、信号の光を遠くから視認できるようになってからはその数は減ってゆき、現世、公道で見かけることは殆どない。
そんな中で、LED信号機でもなく、角形信号機が四機も残っているこの教習所は、信号マニアにとっては垂涎ものであるし、
夕張自動車学校
や
赤平教習所
等を見て、廃教習所に興味を持ち始めた自分にとってもよだれだらだらスポットなのだ。
じゅるり…
黄色灯ひさしが外れかかっている。塗装の奥は相当錆が回っていそうではあるが、まだ数十年は立っていられそうだ。その前に、取り壊されてしまうかも知れないが…。
逆ハの字の標識。因みに公道に面して設置されていた速度標識は既に取り払われていた。
~ここから再訪~
冬、
赤平の廃教習所
と同じく雪に浮かぶ廃信号機を見たくてやってきた。人口4000人の小さな市には容赦なく大雪が降り注いでいた。
一つ問題だったのは、歩道に雪が高く積まれていたため、歩道からは信号の頭のほうしか見えず、雪に埋もれているのかどうかわかりづらかった。どうにかいいアングルで撮れる場所はないかと探していると、
一棟の2階建てアパートの裏手からだとご覧のように交差点の正面に出られる空間があった。
ここからだと、ご覧の通り、雪に埋もれている感がわかりやすい。
かっこいい。これぞ、冬の廃教習所だからこそとれる一枚だ。
この寒い冬を乗り越えたとしても、この信号機の目に光が宿ることはもう二度とない。
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