【宮城】小原温泉街の巨大木造旅館廃墟、上の湯跡!

令和6年11月14日

小原(おばら)温泉は宮城県白石市にある、比較的大きめの宿が何軒が建ち並んでいる温泉街である。
温泉街の端っこの方。
温泉街中心部。大きなお店がある訳でない。恐らくは、昭和中期に温泉客で溢れていたが客足が遠のき、大きくなったホテルだけが聳えている、という具合だろう。
その端っこに、大きな廃旅館があると言う。
名前を、上の湯と言った。高台を走る旧国道沿いに表玄関があるものの、裏の傾斜沿いにびっしりと建物が築かれている。
閉業時期は不明だが、一説には平成12年頃らしい。
表側から見てもイメージが湧かないので、裏手から眺めて見よう。紅葉の盛りが、小原温泉に訪れていた。
その紅葉に塗れるように、宿跡が!
近くには立ち寄れないようになっていた。
ここから空撮。人間の目線からだと分かりづらいが、上から見ると旅館の全貌が分かりやすい。
隠れているが、上の方に先ほど旧道から見た建物があり、そこからアリの巣のように増築が繰り返されているようだ。
一つのお城だ。巨大である。
にしても、紅葉が綺麗だ(*´꒳`*)
温泉を楽しみ方が時代と共に変化し、それに追いつけなったのだろう。福島と仙台の中間ほどにあり、営業中終盤には客を呼ぶのも苦労していたことであろう。この巨大木造建築群がこの先どんな姿を見せてくれるのか、気になるところだ。

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