平成30年8月13日
駅前には完全に崩壊しきった倉庫の跡が残るのみの豊清水駅。一番近い家屋までも1kmくらいあり、もはや誰が使うのかも謎なところにこの駅はある。
駅。のどかな時間が流れていることは間違いない。
待合室内部左側のロッカーの上に駅ノートが置いてあった。
駅前広場から階段を登ったところに待合室がある。入口から駅前を望む。下に駐まっている車は川崎から乗ってきた奴だ。左側に朽ち果てた倉庫、前には円柱状に固められた枯れ草が。たまに見かけるがなんていう名前なのだろうと調べたら、「ロールベールラップサイロ」と言うそうだ。ダメだ、絶対に明日には忘れてるわ、こんなに長い横文字。
令和3年3月に、信号場へと降格となり、旅客区が乗降できる場所ではなくなった。そんな駅でさえ、昭和60年頃までは有人駅であったのだという。改めて国鉄時代の懐事情の深さを認識した。