平成29年9月16日、再訪:令和6年7月20日
海の見える五能線の秘境駅、驫木駅。青森県の北西部に位置し、日本海側に面した豪雪地帯でもある。ただ、時は晩夏。木造駅舎と青空と海とが優しく混ざり合う。
ホームからの眺め。よく晴れた日だった。
お手洗い。汲み取り式。跳ねた尿の受け皿がある立小便器はかなりのレアもの。
待合室から。
駅ノート。
電車が来た。初めて来た場所だった。いつか来たいと思っていた場所だった。そこに一人で来ることが出来た。幸せな気持ちだった。
この気持ちは駅に置いてきてしまったのか、ホームに忘れてしまったのか。ボックス席を独り占めして足を伸ばし、肘を窓枠に置いて、ただ流れ行く景色をぼーっと眺めるだけだった。
~ここから再訪~