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令和6年8月27日、初商業誌「一人旅研究会 ノスタルジック写真集」がマール社から刊行されました!
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【石川】元遊郭のお宿、珠洲温泉宝湯!
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北陸・東海(散歩編)
令和4年11月5日
能登半島の端に程近い珠洲(すず)市の市街地にある宿に泊まりに来た。全国旅行支援で、元々こ宿泊費から40%引&県内で使えるクーポン1000円券を貰えたので、実質2500円での宿泊だ。無数の宿に泊まってきているが、最近は木造の温かみのある部屋のある宿を好んで選んでおり、こちらのお宿も部屋の写真に惹かれてやって来た。
玄関。向かいに本館があり、こちらは別館である。本館は現在銭湯になっているが、明治時代は遊郭として使われていたという。
別館は最近改装されたのか、共用部分の廊下がピカピカだ。
歴史がある建物であることには変わりないので、階段の上から見る廊下の景色に、時間の重みを感じる。
一度部屋に入れば、それはもう旅情ドバドバな空間に包まれて萌えてしまう。
この空間は今日、僕のものだ。うふふ。
部屋にはケロリン桶が。このセットを持って向かいの銭湯に行けば、営業時間内であれば何回でも入ることができる。銭湯、といってもれっきとした温泉なのが嬉しい。
町が静まり返った20時頃に入浴した。珠洲市は、人口減少が顕著であり、本州ではいちばん少ない人口の市となっている。
翌朝。惜しみながらも、宿をあとにする。これだけ良い空間で寝たのだから、今日もいい日になりそうだ。
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