【千葉】木造廃校、曾呂尋常小学校分教場跡!

令和4年12月28日

父親と、廃校に来た。廃校の前に車を置いて撮影した。では、ここが立入禁止なのかというとそうではなく、わざわざ「ここに学校跡がありますよ」と示す看板が道沿いに大きく立っている。
平成20年に新しく記念碑が作られた模様。しかし、建物を補修している様子は全くなく、崩壊するのをそのまま待っているように見える。
看板や記念碑を立ててまでウェルカム状態なのに、ここまで荒廃している学校跡を探すのはかなり苦労する事だろう。学校自体は昭和48年に閉校となり、令和5年で閉校から半世紀経ったことになる。ここを卒業した生徒は皆還暦を迎えている計算だ。
建物の歪みも半端ない。雪国であれば、一冬越えられるか怪しいレベルだ。
入り口部分。
校舎。
隣接する建物体育館のように見えた。
教室。
廊下から教室を望む。いい天気だ。
ガラスは半分以上が取り払われている。
この椅子に最後に座っていた当時の低学年の児童も、今は還暦を迎えようとしている。
残留物は少ない。
廃墟としての「本当の終わり」が近づいて来ている廃校の廊下。
離れ。便所があった。
体育館の代わりとして使われていたのであろうか。
現役の時から、畳敷であったかは分からない。
並行した後、地区の人達に使われていた痕跡が、微かに残っている。天井にかかっている蛍光灯が明らかに新しい。
壁にかかる表彰状は地域のゲートボール大会のもので、平成5年や6年のものがある。つまり、閉校後の25年間程度は、手入れがされていたようだ。
投票所としても使われていたのであろうか。
校舎の端にあった、居住スペースのような空間。用務員さんでも入っていたのか?

特定の被写体はないけど、全体の雰囲気として気に入った写真。
蛇口。
哀愁。
台所。これも、閉校後に取り付けられたに違いない。
電気メーターはなんと、動いていた。恐らく、防災無線等が設置されているのだろう。事実、地震以外の天災での避難場所になっていた。無論、建物内ではなく、校庭に逃げ込む、という事だろうが。
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