【岡山】重要指定文化財の木造校舎、旧遷喬尋常小学校を散策!

令和6年2月23日

遷喬(せんきょう)小学校は、真庭市にある現存する小学校で、明治3年に開校した。この小学校は、平成2年に移転するまで、木造のかっこいい校舎に子どもたちが通っており、その校舎跡が無料で見学できる。建築は明治40年で、国の重要文化財に指定されている。

校舎はこんな感じ。昭和レトロ、大正浪漫を通り越し、明治モダンな佇まい。
さて、入ってみよう。
無料なのが嬉しい。
スリッパに履き替える。
昇降口付近。なんだこれ、オシャレすぎる。自分が通っていた昭和30年代築の無骨なコンクリ造りの校舎(平成20年頃に解体)とは大違いだ。
正面は校庭。
一階の廊下。
調理室や校長室がある。
校長室。この校長室で校長を勤め上げた方は、ご存命だろうか、どうだろうか。
木造の温かみが素晴らしい。
階段。おや?まっすぐじゃないぞ?
この校舎の階段、学校の階段にしては珍しく、半螺旋構造をしている。中々見かけないのでテンション上がった。
二階の廊下。
美しすぎる…。
教室。長机。
後ろにはランドセルが。かなりの年代物のように見える。
平成7年生まれの自分は、ランドセルといえば9割以上が赤黒だったが、最近は赤黒が少ないらしい。
芽吹。
クソデカ定規、懐かしい。
ええっすねぇ(*´꒳`*)
2度と戻れない学生生活は、だいぶ遠い記憶のになってしまった。
平成2年まで使われていた。当時1年生だった子も、訪問時点で40歳になろうとしている頃だ。
驚いたのが、2階中央部にある講堂。
天井は二重折上格天井になっており、格式の高さ、あるいは学校教育に対する力の入れ具合が伺える。
かっこいい。
もう一つの階段はこんな感じ。やはり踊り場がなく、純和風建築ともいえぬその外観からも、この校舎だけが持つ雰囲気に触れることができる。おすすめ。
お気軽にフォローください!
>電子書籍販売中!

電子書籍販売中!

一人旅研究会管理人がこれまでに行ってきた日本国内のいい場所を街歩き・秘境駅・温泉の3編に分けて電子書籍にて紹介しています!
また、大学4年、学生最後の夏休みに敢行した日本一周編、ジオラマ制作をまとめたジオラマ編も好評発売中!

〜日本全国ノスタルジック散歩シリーズ〜
・散歩編
・秘境駅編
・日本一周編
・ジオラマ編
・温泉編

CTR IMG