【京都】異空間の雰囲気放つ大岩神社を散策!

令和6年9月15日

京都市伏見区の丘陵地帯に、まるで異空間に取り込まれたような神社があるらしい。
頂上にある本殿まで、街中から1kmの参道が続いており、下から登ることも、上にある駐車帯(3台ほど)から降りて行くことも可能だ。今回は、上から降りて行くことにした。
緑に囲まれた本殿。
本殿脇には神主さんが住まわれていたであろう建物が。どうやら平成26年に神主が亡くなってから、この神社は神主不在となっているそうだ。
現在は有志によって管理がされているらしい。
とはいえ、広大な敷地を管理するのは相当な労力を要するだろう。
そのため、石碑が倒れたままになっていたり、
鳥居が柱だけになってしまっていたり、と少しずつ現役の神社の様相から離れてきてしまっていることが窺えた。
さらに下に降りて行く。
この退廃感と共存した世界観がまた良い。
奥の小屋が崩れかけている。
この神社のユニークな点の一つとして、こちらの「印象鳥居」が挙げられる。え?こんな装飾が施された鳥居、見たことない方が多いと思う。こちらは、堂本印象という、戦前に活躍した京都の画家がデザインした鳥居との事。
それが2箇所にあり、下側(参道の中腹付近)にあるこちらの印象鳥居が、大岩神社の魅力が一番に伝わりやすいだろう。
森に囲まれる中、大きな印象鳥居と赤色の鳥居が幾つも立っている。いつの間にか並行世界にきてしまったかのような気分にさえなってしまう。
神主不在になってから10年。段々と自然に馴染んでいっている。
細長鳥居。
その奥には、打たせ水のようになっていた。
退廃、鄙び、その真ん中にあるような空間。興奮する。
こちらは廃材置き場か?既に崩落してしまったものもあるようだ。ここが今後どのような姿を経ていくのか、気になるところである。
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